千葉県野田市立小4年の栗原心愛(みあ)さん=当時(10)=が2019年1月に虐待により死亡して3年が過ぎた。17年まで糸満市に住んでいたことから、県民にも大きな衝撃を与えた。事件後、法律の改正、条例制定、児童相談所(児相)の増員などの取り組みが全国的に進められてきた。しかし、痛ましい事件が続いている。事件を教訓とした課題はいまだ多くあり、再発防止は道半ばだ。
これらの法律や条例は体罰禁止を明記しているが罰則はない。体罰行為は刑法の対象になることと、抑圧でなく支援によって虐待防止を実現するという考え方からだ。民法に親の懲戒権が残っている問題も、現在、法制審議会で削除に向けて検討中だ。 警察との虐待情報の「全件共有」にも課題がある。保護者と信頼関係を築き家庭環境を修復することを目的とする児相には「警察沙汰になると誰も相談に来なくなる」という懸念がある。昨年8月、大阪府で3歳男児が熱湯をかけられて殺害された事件では、児相は警察と情報共有をしていなかった。重要なことは、子どもの命を守ることであり、サインを見逃さず対応することだ。情報を共有した上で見守りや介入の司令塔を担えるよう、児相に十分な陣容を整えるべきだ。
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