(個人全体)では、3位にランクインするなど好調な数字をマークした。今大会は司会の萩本欽一にとっても万感の放送。冒頭で前説に姿を見せ「来ました…!」と涙ぐむシーンはこちらも胸が熱くなった。
2020年12月、前回の98回大会の収録中に、いきなり欽ちゃんは「今回で私、この番組終わりね。長い間ありがとう」と番組勇退を示唆した。その大会で筆者は審査員を務めており、表面上はひとまず審査を続けながら「ヤッバ…」と背筋が寒くなったことを覚えている。収録直後の取材で、欽ちゃんに発言の真意を問うと「アドリブはアドリブだから」と多くは語らなかった。それでも去り際に欽ちゃんは「2年後に分かるよ」と私に告げた。2年後に“何か”が分かってしまうことがすごく怖かった。 そんなことがあったから、今回の仮装大賞には筆者も並々ならぬ思いがあった。昨年12月の収録も客席から見守らせてもらい、先輩が取材を担当してくれた欽ちゃんのインタビューの場にもちゃっかり付き添った。「もう欽ちゃんに二度と会えないんじゃないかって、本当に怖かったんですからね…!」と小言を言うと「あのときはコロナ禍だったし、本当にちょっと体が無理だなと思って、ぶちまけちゃったんだ」と照れくさそうに話した。
消極的になっていた欽ちゃんを再び立ち上がらせたのは、「大将がやらないと僕もやらない」と言い続けた相棒の香取慎吾であり、今回演出に初めて入った日テレの田中裕樹氏をはじめとするスタッフ陣の努力であり、そして何より仮装大賞を愛するファンや視聴者の存在だった。「(客席から)『欽ちゃ~ん!』って声が飛んで、あの空気に俺、泣かされちゃったんだよね」と欽ちゃん。本当に幸せで、忘れられないぐらいあったかい空間だった。 「2年後に分かるよ」から、3年たった。目の前の欽ちゃんは「もう、やめるなんて言わねえよ」とニコニコしていた。次回は100回、そして101回、102回、103回へ。欽ちゃん、まだまだ期待してますよ。(宮路 美穂)
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