前半からスピードに乗り切れず「コーナーを抜ける前からスピードに乗っていなかった。もたついてしまった」と後半も流れに乗れず。「スピード感が足りなかった」と反省点を挙げた。４月２９日は織田記念（広島）で１００メートル今季初戦に臨み１１秒７７の５位。今大会までの調整期間は短く「練習が足りていないから、ごまかせない」と振り返った。
昨秋、１００メートルで福島千里さんの日本記録に０秒０３まで迫る１１秒２４の激走を見せた児玉。日本選手権（６月、大阪）までには修正していくつもりで「日本選手権でこの走りだったらまずかった。気がつけてよかったというのはあります」と前を向く。６日は１００メートルで出場する木南記念（大阪）も控えるが「１本でも無駄にしないで日本選手権では良い走りができるように、ただそれだけを思って頑張りたい。速度感が戻っていないので、あとは疲労とうまく向き合ってやりたい」と力を込めた。
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