Appleは電波の届かない場所でもiPhoneからメッセージが送れるトランシーバー機能を模索中

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Appleは携帯電話のネットワーク圏外からでもiPhoneユーザー同士でテキストメッセージを送受信できるように、Intelと協力してトランシーバーのような機能を開発していると報じられています。

The Informationの報道によると、AppleとIntelが開発を進めているのは「テキストメッセージ版のトランシーバー」といったメッセージ機能。開発プロジェクトの関係者によると、この機能は携帯電話で通常用いられるモバイルネットワークを使用せず、長距離電波を使ってiPhoneから他のiPhoneに直接メッセージを送信するそうです。

そのため、無線通信事業者のネットワークサービスが圏外のエリアでも、iPhone間でテキストメッセージの送受信が可能になる模様。既存の通信網に頼らないオフグリッドラジオサービスとなるため、内部では「Project OGRS」と呼ばれています。Project OGRSは900MHz帯の無線周波数を用いていますが、この周波数帯はアメリカでは公益事業や石油、ガス産業などの分野の無線通信で用いられているとのこと。この技術の開発プロセスがどの程度進んでいるのかは不明ですが、記事作成時点ではこのプロジェクトは延期状態となっている模様。 プロジェクトが延期された詳細な理由は不明ですが、The Informationの報道によると「Appleからプロジェクトにおける優秀な人材が流出したため」と指摘されています。なお、The InformationはProject OGRSを主導していたのは2019年4月にAppleを去ったRubén Caballero氏ではないかとしています。

加えて、AppleとIntelの関係の変化もプロジェクト延期の大きな要因となっている可能性が指摘されています。開発が進められていたメッセージ版トランシーバー機能は「iPhoneに搭載されるIntel製のセルラーモデムに依存する」と報じられていたのですが、AppleはQualcommと長らく続いていた

 

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