80万円で人ひとりを救えるなら儲けもの:効果的利他主義を体現するGiveWellインタビュー

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シリコンバレー / Silicon Valley,チャリティ / Charity,倫理 / Ethics

慈善行為の効率やインパクトの最大化を目指す効果的利他主義が自己不信のスパイラルに陥いるなか、定量的な分析を是とする理想主義者エリー・ハッセンフィールドは、膨大な額を寄付したいと考えるシリコンバレーの富裕層の意欲にいまも応えている。

2023年11月、OpenAIの取締役会は反乱を企てて失敗した。同社トップを追放しようとしたものの、最終的には首脳陣が復帰し、新しい取締役は辞職を迫られたのだ。このとき、効果的利他主義(Effective Altruism:EA)に何か異変が起きたらしい。名目上、OpenAIが掲げるミッションは、人工知能(AI)が「人類全体の利益となる」よう努めること、となっている。だがその受託者たちにとって、OpenAIのミッションとは株を保有している一部の人類の利益になることだ。...

3という数字は最終的に1まで下がる。かくして、5,000ドルで救われるのはおよそ1人の命となる。 寄付の金額のわりに、思っていたほど心温まる結果ではないと思ったとしたら、それも無理はない。GiveWellのおすすめに従った寄付者が得られるのは、気分のいい結果とか虚栄心の満足ではなく、たっぷり盛られた数字だ。GiveWellのプロジェクトは無味乾燥で匿名性が高く、万人向きではないかもしれない。だが、定量化できる利他主義を望むなら、GiveWellはそれに見合っている。 ハッセンフィールドとのインタビューは、カリフォルニア州オークランドにある明るいカンファレンスルームで行なわれた。そこでわたしたちは、EAの腐敗について、GiveWellがことさらにストーリーを語らないことについて、そして救う命に軽重はあるのかについて議論した(以下のインタビューは、長さを縮め、わかりやすくするために編集してある)。...

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