バルセロナのシャビ監督が、13日に行われたラ・リーガ第28節オサスナ戦を振り返った。同日、スペイン紙『アス』が伝えている。
ラ・リーガ第27節終了時点で13勝9分4敗（1試合未消化）のバルセロナは13日に行われた第28節でオサスナと対戦した。序盤から主導権を握った同クラブは14分にFWフェラン・トーレスのPKで先制に成功すると、21分に同選手が追加点。さらに、27分にはFWピエール・エメリク・オーバメヤンのゴールでリードを3点差に広げた。なおも攻勢に出るバルセロナは75分にMFリキ・プッチがダメ押しとなる4点目。試合はこのまま4－0で終了し、バルセロナはリーグ戦4連勝を飾った。 まず、シャビ監督は「私が監督としてここに来て以来、最高の試合のひとつ。チームの士気や自信につながる。セビージャだけが失敗し、私たちはチャンピオンズリーグ出場権を争う他チームからプレッシャーをかけられていた。だから、勝つことがとても重要だったんだ」と胸中を明かした。
今冬の移籍市場でマンチェスター・Cから加入したFWフェラン・トーレスについて、シャビ監督は「フェラン・トーレスは時間の問題だった。私たちにたくさんのものを与えてくれる。バレンシア、シティ、代表と、これまでにプレーしたすべてのチームでゴールを挙げているし、彼はここでもそれを実行しようとしていた」と言及。さらに、同試合で2アシストの活躍を見せたFWウスマン・デンベレについては「ウスマンは違いを生み出す。ゴールでも、パスでも、1対1でも。今日もいい感じだった」と称賛した。 20日に行われるラ・リーガ第29節でレアル・マドリードと対戦するバルセロナ。首位レアル・マドリード（同節は14日開催）との勝ち点差「12」で迎える“エル・クラシコ”について、シャビ監督は「ベルナベウで勝っても、ラ・リーガ（優勝）はとても難しい。マドリードは失敗しないからね」と披瀝。続けて「彼らは3、4試合で失敗しなければならないけど、今シーズンはまだ2敗しかしていない。あまり楽観視はできないし、非常に複雑であることは分かっている」とラ・リーガ優勝の可能性は低いことを口にしている。
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