4万人以上が参加した新型コロナの臨床試験プロジェクト「RECOVERY」が1年間の成果を発表

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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の有効な治療法を研究するために創設された、イギリス国内の4万人以上のCOVID-19患者を調査した実績を持つ大規模なランダム化比較試験プロジェクト「RECOVERY(Randomised Evaluation of COVID-19 Therapy)試験」が、2021年3月23日に1周年を迎えました。RECOVERY試験の共同リーダーであり、このプロジェクトを主導したオックスフォード大学の新興感染症教授でもあるピーター・ホービー氏が、1年間の成果について語っています。

その後、ロピナビルとリトナビルを含む4つの薬で臨床試験を実施。殺到する臨床試験登録申請にはイギリス政府が設立したCOVID-19治療諮問委員会を通じて受け入れの可否を決定するような仕組みにしたとのこと。RECOVERY試験はイギリスの175カ所以上の病院で行われ、十分なフィードバックを得ており、これまで設計が不十分なまま行われた試験で膨大な量のリソースが無駄になったことや、信頼性の低いデータが発生していた状況が改善されたとホービー氏は語っています。

ホービー氏は「製薬会社が数千万ドルを費やして1000人の患者を対象とした試験を行うのか、それよりもはるかに低コストで明確な回答が得られる大規模な試験を採用するのかを考えるようになるでしょう」と述べています。

 

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