300年超続いた田植え踊りが「途絶えてしまう…」 原発事故での避難者たちの悔しさ【#これから私は】(withnews) - Yahoo!ニュース

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【これから私は】 300年超続いた田植え踊りが「途絶えてしまう…」 原発事故での避難者たちの悔しさ

「ここだ、ここだ」 福島県二本松市にある浪江町役場・二本松事務所の一室。福島市で避難生活を送る三瓶専次郎さん(72)は懐かしそうに積み上げられた収納ボックスに手を掛けた。 中に納められているのは、旧津島村に伝わる伝統芸能「田植(た・う)え踊り」の衣装や道具たち。三瓶さんは2004年から、南津島集落の郷土芸術保存会の会長として、地域の文化と伝統を守り続けてきた。...

踊り手たちは毎晩のように「庭元」と呼ばれる世話人の家に集まり、三瓶さんも集落の兄貴分に厳しく踊りを指導された。大変だったが、地域の一員になれた気もして誇らしかった。原発事故後、三瓶さんはなんとかして、その「誇り」を取り戻そうとした。 しかし、衣装や道具もなく、約40人いた踊り手もどこに避難しているかわからない。何より、旧津島村は全域が帰還困難区域になり、豊作を祈願するべき田んぼさえ存在しないのだ。 「なんとかして残せないだろうか」と三瓶さんは力なく言った。 「田植え踊りは我々にとって、異なる世代を結びつけ、地域のみんながわっと集まれる『ふるさと』そのものだったんだ」 ◇ 東京電力福島第一原発の事故後、全域が帰還困難区域になった福島県浪江町の「旧津島村」(現・津島地区)。原発事故で散り散りになった住民たちを南相馬支局の三浦英之記者が訪ね歩くルポ「帰れない村 福島・旧津島村の10年」。毎週水曜日の配信予定です。 〈三浦英之〉2000年、朝日新聞に入社。南三陸駐在、アフリカ特派員などを経て、現在、南相馬支局員。『五色の虹...

 

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