精神障がい者や知的障がい者が通う南風原町の事業所で開発された紅型製品「せかいにひとつ」が、地域ブランド「はえばる良品」に選ばれたのを機に注文が相次ぎ、3カ月待ちの人気になっている。再生した段ボールに紅型を個性豊かに染色し、ノートや祝い袋に加工する。「自分たちにしか作れない商品を」と、コロナ禍の中で始まった試みが実を結んだ。
てるしのワークセンターに通う15人が制作する。同センターは、パンや弁当を販売してきたが、感染拡大に伴い、売りに出るのが困難に。そこで2021年、紅型技術指導員の比嘉敏子さん(53)を中心に、独自製品の開発に挑んだ。 Tシャツを染めてもプロの工房に太刀打ちできない。廃棄される段ボールを材料にしてみた。水に漬け、薄くはがす。染色は伝統にこだわらず、自由な配色に。ただし、色をさした後、濃い色でぼかしを入れる隈取(くまど)りは必ず施すようにした。伝統工芸と福祉、資源再利用を組み合わせた取り組みが南風原町と同町商工会に認められ2月、はえばる良品に選ばれた。評判となり、今はホテルやセレクトショップなど15店に出荷する。リングノート1650円、祝い袋660円。問い合わせは、てるしのワークセンター、電話098(889)4011。
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
ソース: ryukyushimpo - 🏆 13. / 68 続きを読む »
ソース: ryukyushimpo - 🏆 13. / 68 続きを読む »
ソース: ryukyushimpo - 🏆 13. / 68 続きを読む »
ソース: ryukyushimpo - 🏆 13. / 68 続きを読む »
ソース: ryukyushimpo - 🏆 13. / 68 続きを読む »
ソース: ryukyushimpo - 🏆 13. / 68 続きを読む »