日曜日のシーズンフィナーレをLMP2クラス5位でフィニッシュしてタイトルを確定させたアルガルベ・プロ・レーシングのチームは、すでにELMSヨーロピアン・ル・マン・シリーズで2023年のタイトルを獲得し、自動招待の対象となっている。
また、コリン・ブラウンとマルテ・ヤコブセンととも4号車オレカ07・ギブソンをドライブしたブロンズドライバーのジョージ・カーツは、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のLMP2クラスでもっとも優れたブロンズドライバーに贈られるジム・トゥルーマン賞を受賞し、同じくル・マンへの招待を受けている。一方、91号車ポルシェ911 GT3 Rでアジアン・シリーズを戦ったピュア・レクシングは、ル・マンで3台ものマシンをグリッドに並べる可能性がある。 アブダビでのGTクラスタイトル獲得による報酬は、ファナテック・GTワールドチャレンジ・ヨーロッパのブロンズカップ総合優勝による招待と並ぶふたつめの招待状となっているほか、同チームはマンタイ・レーシングとのパートナーシップにより、ル・マン24時間をシーズンハイライトに据える2024年WEC世界耐久選手権のLMGT3グリッドにも名を連ねているためだ。
日曜日に配られたふたつの招待状は、昨年末までに授与された9つの招待状に追加された。さらに3つの招待がELMSを通じて行われ、ユナイテッド・オートスポーツ(LMP2クラス2位)、AFコルセ(LMP2プロアマチャンピオン)、クール・レーシング(LMP3チャンピオン)がこれを受け取っている。 なお、クール・レーシングはAsLMSでもLMP3タイトルも獲得しているが、アジアン・シリーズではル・マンの出場枠は与えられていない。その代わり、ル・マン24時間のサポートレースであるロード・トゥ・ル・マンの優先出場権を獲得した。クラウドストライク社のCEO兼共同創業者であるカーツのジム・トゥルーマン賞ノミネートに加えて、ウェザーテック選手権にはさらに2台分の自動エントリー枠がある。ひとつはボブ・アキン賞受賞者のブレンダン・イリベに渡り、もうひとつはGTPチームチャンピオンを獲得しIMSAによる特別招待を受けとったアクション・エクスプレス・レーシングのもとに届いている。
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