独立行政法人 自動車事故対策機構(ナスバ=NASVA:National Agency for Automotive Safety & Victims' Aid)という組織をご存じだろうか。ここは自動車事故被害者支援と自動車事故防止を通じて、安全、安心、快適な社会作りに貢献することを目的とした自動車事故対策の専門機関である。
そしてナスバでは国土交通省とともに、毎年、販売台数の多いクルマを中心に事故時の人を守る技術(衝突安全性能)や事故を防ぐための新しい技術(予防安全技術)など、クルマの安全性能に関わる技術の評価試験を行ない、結果を公表する「自動車アセスメント」を実施している。 自動車アセスメントはJapan New Car Assessment Programの頭文字を取って「JNCAP(ジェイエヌキャップ)」とも呼ばれている。衝突安全性能や予防安全性能などを総合的に評価して自動車ユーザーに安全なクルマであることを示す「自動車安全性能ファイブスター賞」の認定も行っている 自動車アセスメントでは2022年度より新たに「対自転車被害軽減ブレーキ」の試験を開始していて、その第一弾としてトヨタ自動車の「ヴォクシー/ノア」が最高評価となるファイブスター賞を獲得している。今回はファイブスター賞を獲得したヴォクシーを使用して報道向けの「対自転車被害軽減ブレーキ」公開デモ試験の模様をお伝えする。会場になったのは茨城県にある日本自動車研究所(JARI:Japan Automobile Research Institute)のつくば研究所。公開デモに前には独立行政法人...
つぎに「自動車アセスメントは交通事故による被害者の削減を目指しまして、衝突被害軽減ブレーキに代表されるような事故を未然に防ぐ技術の性能を評価、公表してまいりました。その結果、多くのクルマで衝突被害軽減ブレーキなどの予防安全装置の導入が進んでおります。私どもナスバとしてもこのように安全性能の高いクルマが普及している状況は大変うれしく思っています。今回の試験デモを通じてひとりでも多くの方に自動車アセスメントのことを知って頂きたいと思います。また、改めて強調させて頂きたいこととして‘事故が起こらないようにするのは運転者がもっとも気をつけること’という点です。予防安全装置は一定の条件の下で作動した場合に事故を防ぐ、あるいは被害を軽減することが期待されるものですが、天候や道路状況などによっては必ずしも期待どおりの機能を発揮するものでもありません。したがいまして予防安全装置を過度に信頼するのではなく、安全運転の責任はあくまでもハンドルを握るドライバーにあることを、すべてのドライバーの方にいま一度認識して頂ければと思います」と結んだ。
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