1925年から続く伝統の一戦だが、昨シーズンはシャルケがブンデスリーガ2部に在籍していたため対戦がなかった。そのため、2シーズンぶりの開催となる今週土曜日の大一番は、いつになく注目度が高い。ルール地方には他にもクラブがあるが、彼らとの対戦はどうしても“マイナー・ルールーダービー”と呼ばれてしまう。やはり本番はドルトムントとシャルケの戦いなのだ。
そして今回は、今季からシャルケに所属する日本代表DF吉田麻也(34歳)もレヴィアダービーに初参戦するため、日本でも注目されている。そんな熾烈なライバル関係にある両クラブだが、過去には禁断の“直接移籍”を果たした選手がいるそうなので紹介しよう。レヴィアダービーの垣根を飛び越えた最も有名な選手といえば、1990年ワールドカップや1996年欧州選手権でドイツの優勝に貢献したMFアンドレアス・メラーだろう。メラーはドイツ国内で活躍したあと、イタリアのユヴェントスで1993年にUEFAカップを制覇。そして再びドイツに戻り、今度はドルトムントで黄金期を築く。1994年から6シーズン所属して、2度のブンデスリーガ制覇のほか1996-97シーズンにはチャンピオンズリーグ優勝にも貢献。決勝では古巣ユヴェントスを相手に2アシストでチームをヨーロッパの頂点に導いた。
そのシーズン、シャルケは最後までバイエルンと優勝争いを演じた。最終節、逆転優勝を目指してシャルケが勝利したのに対し、バイエルンはハンブルガーに1点リードを許す展開。このままバイエルンが敗れれば、シャルケの43年ぶり、ブンデスリーガになってからは初めてリーグ優勝が決まるはずだった。しかし94分にバイエルンのパトリック・アンデションが同点ゴールを決めてしまい、シャルケの夢は儚く散った。両クラブに受け入れられた選手といえば、1960~70年代に活躍した元西ドイツ代表のFWラインハルト・リブダだろう。その類まれなドリブル技術から、“ドリブルの魔術師”と呼ばれた元イングランド代表FWスタンリー・マシューズの名前を取って「スタン・リブダ」と呼ばれた天才である。彼はシャルケの本拠地ゲルゼンキルヒェンで生まれ、シャルケの下部組織からトップチームへと上り詰めた生粋のシャルケ選手だった。
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
ソース: SoccerKingJP - 🏆 111. / 51 続きを読む »
ソース: SoccerKingJP - 🏆 111. / 51 続きを読む »
ソース: SoccerKingJP - 🏆 111. / 51 続きを読む »
ソース: SoccerKingJP - 🏆 111. / 51 続きを読む »
ソース: SoccerKingJP - 🏆 111. / 51 続きを読む »
ソース: SoccerKingJP - 🏆 111. / 51 続きを読む »