株式投資では、株価が5倍や10倍にも上昇する銘柄をつかむと資産の増加に弾みが付く。これは、投資信託を運用するファンドマネジャーも同じだ。長期にわたって抜群の運用成績を残してきたプロも、複数の大化け株をものにして資産を大きく増やしている。そのノウハウを2回に分けて紹介する。初回は、過去10年で800%を超える累積リターンを上げた塩住秀夫さんの手法を分析する。塩住秀夫さん。英ロバート・フレミング(現米JPモルガン・チェース)を経て、ジョージ・ソロス氏のファンドの日本株ファンドマネジャーを務める。2001年から現職1980年代に著名投資家のジョージ・ソロス氏が率いた伝説のヘッジファンド「クォンタム・ファンド」で日本株のファンドマネジャーを務めた。90年に香港に自らの会社を設立して、その後2001年に全業務を日本へ移管した。今は海外籍の日本株ファンドを運用する。運用資産総額は、20年12月末時点で14.8億ポンド(約2080億円)。10年間で34.
株式投資では、株価が5倍や10倍にも上昇する銘柄をつかむと資産の増加に弾みが付く。これは、投資信託を運用するファンドマネジャーも同じだ。長期にわたって抜群の運用成績を残してきたプロも、複数の大化け株をものにして資産を大きく増やしている。そのノウハウを2回に分けて紹介する。初回は、過去10年で800%を超える累積リターンを上げた塩住秀夫さんの手法を分析する。塩住秀夫さん。英ロバート・フレミング(現米JPモルガン・チェース)を経て、ジョージ・ソロス氏のファンドの日本株ファンドマネジャーを務める。2001年から現職1980年代に著名投資家のジョージ・ソロス氏が率いた伝説のヘッジファンド「クォンタム・ファンド」で日本株のファンドマネジャーを務めた。90年に香港に自らの会社を設立して、その後2001年に全業務を日本へ移管した。今は海外籍の日本株ファンドを運用する。運用資産総額は、20年12月末時点で14.8億ポンド(約2080億円)。10年間で34.4倍に拡大した。運用する最大のファンドは、米運用大手のフランクリン・テンプルトンが英国で販売する「レッグ・メイソン・IF・ジャパン・エクイティ・ファンド」。1996年10月に設定された日本株専門の公募型ユニットトラスト(英国の投資信託)で、運用リターン(ポンドベース)は、世界的な新型コロナウィルスの感染拡大を発端に波乱の展開となった20年が年間40.15%。過去10年の平均リターンは年率24.65%だ。設定来の累計リターンは972.53%に上る。塩住さんの投資手法は成長株への長期集中投資。保有銘柄数は21年1月末時点で42と少ない。「業績が拡大し続けている限りは持ち続ける」と塩住さんは説明する。前述の驚異的な運用成績に大きく貢献したのは大化け株だ。「組み入れ上位には5倍以上に値上がりした銘柄が幾つもある」と語る。
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
ソース: tenkijp - 🏆 133. / 51 続きを読む »
ソース: nhk_news - 🏆 22. / 63 続きを読む »
ソース: 読売新聞オンライン - 🏆 19. / 63 続きを読む »