も大幅安だった。4月のフィラデルフィア連銀の製造業景況指数が市場予想以上に悪化。米連銀総裁による利上げ継続や金融引き締めの必要性の言及も続き、景気敏感株や消費関連が売られた。ドイツ株やロンドン株も軟調。ニューヨーク債券市場で長期債相場は反発した。長期金利の指標となる表面利率3.500%の10年物国債利回りは前日比0.06%低い(価格は高い)3.53%。20日発表の週間の米新規失業保険申請件数は24万5000件と市場予想(24万件)を上回り、労働市場の緩みが意識された。米景気の下振れ不安が高まったことから相対的に安全な資産とされる米国債に買いが入った。ドイツ連邦債10年物の利回りは低下し、英国時間16時時点は、前日の同時点より0.066%低い(価格は高い)2.
448%で取引されている。ニューヨーク外国為替市場で円相場は反発し、前日比50銭円高・ドル安の1ドル=134円20〜30銭で終えた。市場の想定より低調な経済指標が相次いで発表され、米景気の下振れ不安が高まったことから低リスク通貨とされる円が買われた。ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は続落。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の5月物は前日比1.87ドル(2.4%)安の1バレル77.29ドルで終えた。一時は76.97ドルとほぼ3週間ぶりの安値。ニューヨーク金先物相場は反発した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である6月物は前日比11.8ドル(0.6%)高の1トロイオンス2019.1ドルで終えた。低調な米経済指標を受けて米長期金利が低下し、金利の付かない資産である金の投資妙味が増すとみた買いが入った。
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1分で読める海外市場(19日)米長期金利が上昇 一時1カ月ぶり高水準 - 日本経済新聞株式ダウ工業株30種平均は続落し、前日比79ドル62セント安の3万3897ドル01セントで終えた。英国の消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回り、欧米の中央銀行の金融引き締めが続くとの観測が株式相場の重荷となった。米主要企業の決算発表が本格化するなか、来週にかけて相次ぐ大手企業の発表内容を見極めたい雰囲気も強かった。債券ニューヨーク債券市場で長期債相場は反落した。長期金利の指標とな
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