1億2800万人ものiPhoneユーザーがマルウェア入りのアプリをインストールしていたことが明らかに

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AppleとEpic Gamesのトライアルが始まっており、第三者による証言などからゲーム業界やAppleに関するさまざまな新事実が明らかになっています。この中で、1億2800万人ものiPhoneユーザーがマルウェアを含むアプリをApp Store上からインストールしていたことが明らかになりました。

XCodeGhostが報告された当時、セキュリティ研究者の中には「約4000種類のアプリがXCodeGhostに感染している」と訴える人もおり、世界中で何億人ものユーザーが影響を受けた可能性も挙げられていました。しかし、実際にどの程度のユーザーがXCodeGhostの影響を受けたかについては明らかにされていませんでした。

しかし、AppleとEpic Gamesのトライアルの中で公開されたメールから、XCodeGhostの影響を受けたiPhoneユーザーの数は全世界で1億2800万人、アメリカだけでも1800万人もいたことが明らかになっています。 当時、AppleのiTunesカスタマーエクスペリエンスマネージャーを務めていたDale Bagwell氏は、社内メールのやり取りの中で「合計1億2800万人の顧客が、2500種類以上のXCodeGhostの影響を受けたアプリをダウンロードしました。これらの顧客はXCodeGhostの影響を受けたアプリを合計2億300万回以上ダウンロードしています」と記しています。 さらに別のApple従業員は、「XCodeGhostの影響を受けたアプリは中国の顧客の55%がダウンロードしています。また、XCodeGhostの影響を受けたアプリをダウンロードした66%が、中国の顧客であったことも明らかになっています。アメリカでもかなりの数の顧客がXCodeGhostの影響を受けました」とメールに書いており、XCodeGhostに感染したアプリをダウンロードしたユーザーの半数以上が中国のユーザーであることを明かしています。

なお、メールのやり取りの中から、当初AppleはXCodeGhostの存在について全ユーザーに通知することを検討していたことも明らかになっています。しかし、実際にユーザーに向けた通知は行われておらず、被害を受けたユーザーに向けて通知が行われたかも不明です。を開設していましたが、記事作成時点ではすでに閉鎖されています。なお、このFAQページ上では「XCodeGhostの影響を受けるユーザーの数は多いものの、実際にはそれほど洗練された攻撃ではなく、危険なものでもなかった」と記されていました。

 

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