高速道路や主要道路の近隣住民は神経障害の発症リスクが高まる可能性

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高速道路や主要道路の近隣で暮らす住民は、二酸化窒素や粒子状物質などによる大気汚染に晒されることで、多発性硬化症やアルツハイマー病の発症リスクが高まる可能性がある、という論文が環境医学関連の論文を取り扱う科学誌のEnvironmental Healthで発表されました。

研究チームによると、「主要道路から50メートル以内」あるいは「高速道路から150メートル以内」で暮らす人々は、認知症・パーキンソン病・アルツハイマー病・多発性硬化症といった神経障害を発症するリスクが高くなるとのこと。公園や森林などの、緑の近くに住んでいる人は神経障害の発症リスクが低下することも明らかになっています。研究チームは「大気汚染および交通量と、認知症・パーキンソン病・アルツハイマー病・多発性硬化症といった精神障害との関連性を調査した研究は、今回のものが初めて」と語っています。主要道路もしくは高速道路の近くに住むことは、認知症の発症リスクを14%高め、パーキンソン病の発症リスクを7%高めることが明らかになっています。同様に、多発性硬化症やアルツハイマー病の発症リスクも高めることが明らかになっていますが、具体的にどの程度発症リスクを高めるのかは不明とのこと。

また、高速道路の近くであっても、周辺に緑地が多く存在することで神経障害の発症リスクを減らすケースがあることも判明。加えて、公園や森の近くに住んでいる人々の場合、神経障害の発症リスクが3~8%も減少することが明らかになっています。 ただし、主要道路の近くに住む人々の神経障害発症リスクを抑える方法について研究チームは言及しておらず、Yuchi氏は「より多くの研究が必要である」と語っています。なお、研究では「高速道路や主要道路の近くに住んでいるものの、自然や公園への訪問に多くの時間を費やしている人」を考慮していないとのことです。

 

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国4の近くに住んでた頃はトレーラー(特に道が空く深夜)が陸橋の継ぎ目で跳ねる音や振動でメンタルやられた

風水でもあまり良くないって……。

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