高卒男性を過重労働でボロボロにした企業の罪 | ボクらは「貧困強制社会」を生きている

  • 📰 Toyokeizai
  • ⏱ Reading Time:
  • 1 sec. here
  • 2 min. at publisher
  • 📊 Quality Score:
  • News: 4%
  • Publisher: 63%

日本 見出し ニュース

日本 最新ニュース,日本 見出し

【高卒男性を過重労働でボロボロにした企業の罪】 残業は月200時間以上で、手取りは20万円だった 東洋経済オンライン

現代の日本は、非正規雇用の拡大により、所得格差が急速に広がっている。そこにあるのは、いったん貧困のワナに陥ると抜け出すことが困難な「貧困強制社会」である。本連載では「ボクらの貧困」、つまり男性の貧困の個別ケースにフォーカスしてリポートしていく。早朝4時に出勤し、帰るのは早くて午後9時。深夜、日付が変わる時刻になることもたびたびあった。昼食はサンドイッチやおにぎりといった手づかみできるものを15分で流し込む。繁忙期にはパイプ椅子を並べたり、床に段ボールを敷いたりして泊まり込んだ。毎月の残業は200時間を超えたが、手当がつくのは30時間だけ。手取り額は20万円ほどだった。「湯船に入ったまま、まばたきしたつもりが気付くと(数時間が経過して)朝になっていたことが何度もありました。遅刻をしないよう、夜は靴下を履いてダウンコートを着て眠り、起きたら20秒で家を出られるようにしてました。始発電車に乗るために、降りている遮断機を無理やり上げて線路を渡ったこともあります。今思うと私も異常な状態でした」上司の口癖は「休みたいとか、早く帰りたいとか、権利を主張するんだったら、まずは義務を果たせ」。義務とは売

現代の日本は、非正規雇用の拡大により、所得格差が急速に広がっている。そこにあるのは、いったん貧困のワナに陥ると抜け出すことが困難な「貧困強制社会」である。本連載では「ボクらの貧困」、つまり男性の貧困の個別ケースにフォーカスしてリポートしていく。早朝4時に出勤し、帰るのは早くて午後9時。深夜、日付が変わる時刻になることもたびたびあった。昼食はサンドイッチやおにぎりといった手づかみできるものを15分で流し込む。繁忙期にはパイプ椅子を並べたり、床に段ボールを敷いたりして泊まり込んだ。毎月の残業は200時間を超えたが、手当がつくのは30時間だけ。手取り額は20万円ほどだった。「湯船に入ったまま、まばたきしたつもりが気付くと(数時間が経過して)朝になっていたことが何度もありました。遅刻をしないよう、夜は靴下を履いてダウンコートを着て眠り、起きたら20秒で家を出られるようにしてました。始発電車に乗るために、降りている遮断機を無理やり上げて線路を渡ったこともあります。今思うと私も異常な状態でした」上司の口癖は「休みたいとか、早く帰りたいとか、権利を主張するんだったら、まずは義務を果たせ」。義務とは売り上げ目標を達成すること。ユウトさんは「当時は上司の言っていることがおかしいということがわかりませんでした。高校では(労働関連法について)何も教えてくれませんでしたから」と振り返る。

 

コメントありがとうございます。コメントは審査後に公開されます。

平均所得の半分以下が 最低賃金 せいぜい全国平均所得の 7、8割を目安に最低賃金を設定 格差の是正近道 コストパフォーマンス 消費者にとっては嬉しい ただそんなパフォーマンスを買う人々がそんな産業の 労働者いたちごっこ 薄利を見直し 輸入品格差 労働者を守る政策は まだかな

好きで信仰している宗教団体より酷いのがブラック企業。

( ・ε・)? 仕事が判ってくると 考え方も解る。自分も変わってくる。 朝4時から晩9時迄は19時間労働? 20日で220時間だから、週休2日制だね? ( ̄з ̄) 30歳くらい迄に 仕事を覚えられるといいね。 覚えても無駄かも知れないが 今よりマシになるかも。

学校のテストはある程度答えられてしまうが、何かしら社会生活を送るに必要な能力が欠落しているばかりに損をしている人は存在する。そういった方々の雇用の受け皿をさらに考えなくてはならない。 就職指導の先生は親身だったよ…(遠い目)

職を変えていく中でたまたま酷いところが続いたから働くってこういうことなんだろうと偏見が出てしまうんだろうな。

このニュースをすぐに読めるように要約しました。ニュースに興味がある場合は、ここで全文を読むことができます。 続きを読む:

 /  🏆 47. in JP

日本 最新ニュース, 日本 見出し

Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。