女子は湯浅亜実（ダンサー名ＡＭＩ）が２年連続３度目、福島あゆみ（ＡＹＵＭＩ）は２年ぶり２度目の優勝を目指す。２人は国内外の主要大会で顔を合わせ、今年は全日本選手権とアジア選手権の決勝で福島がいずれも勝った。湯浅も今年出場した国際大会で全て３位以内と安定感がある。
福島が湯浅を破った２０２１年大会決勝の再戦も期待できる。昨年の世界選手権決勝で湯浅に敗れた中国の劉清※（※サンズイにケモノヘンに奇）（６７１）、リトアニアのドミニカ・バネビッチ（ＮＩＣＫＡ）も侮れない。 男子で昨年準優勝の半井重幸（ＳＨＩＧＥＫＩＸ）は、８月末に国際大会ワールドシリーズで同じ世界選手権代表の菱川一心（ＩＳＳＩＮ）らを退けて優勝し、弾みをつけた。これまで多くのタイトルを獲得したが、世界選手権制覇には届いておらず、４度目に挑む。パリ五輪に出場できるのは各国・地域とも男女各２人まで。世界選手権で出場権を逃した場合、２３日開幕の杭州アジア大会で金メダルを獲得すれば代表に決まる。その後は、来年の五輪予選シリーズ（ＯＱＳ）でパリ行きの切符を争う。湯浅と福島はアジア選手権の結果によりＯＱＳ出場権を既に獲得している。
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