そして、今年1月。3度目となる宗教団体によるクラスターは、慶尚北道の尚州市にある宗教施設BTJ列邦センターから発生した。BTJ列邦センターのBTJとは、"Back To Jerusalem"(もしくはJesus)を意味するという。ここは、1983年に設立された韓国の改新教の一つである宗教団体「InterCP」の教育施設である。
InterCPは、BTJ列邦センターで定期的に1泊2日の集会が行われていたそうだ。昨年10月9・10日には600名規模の集会が行われたが、そこでは「コロナウイルスは、ビル・ゲイツを含む一部のエリートたちによって作られたもの」という陰謀論的な発言があったという。 さらに、InterCP代表チェ・バウル氏は、7月に京畿道の教会での説教にて「DNAワクチンを打てば奴隷になる」という発言をしたことも認めている。これらの発言が示すように、InterCPは新型コロナウイルスに対して偏った考えを信者に唱えている団体だと伺える。
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