韓国でも映画「スラムダンク」が大ヒット 日韓関係の架け橋となるか | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

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最近、韓国でもアニメ映画「THE FIRST SLAM DUNK」(井上雄彦監督)が旋風を巻き起こしている。公開から4週目に入っても、ずっとボックスオフィス1位を占めている。 →韓国でも映画「スラムダンク」が大ヒット! 日韓関係の架け橋となるか?

最近、韓国でもアニメ映画「THE FIRST SLAM DUNK」(井上雄彦監督)が旋風を巻き起こしている。公開から4週目に入っても、ずっとボックスオフィス1位を占めているからだ。現在までの観客動員数は195万人を超え、200万人を目前にしている。

この原作である「スラムダンク」は、日本では1990年から1996年にかけて「週刊少年ジャンプ」に連載されたバスケットボールを題材にしたコミック。世界中で翻訳され、累計1億7000万部を記録し、韓国でも1450万部が売れて、大ヒットした。 1990年代に韓国語に翻訳され爆発的な人気を得た「スラムダンク」は、「左手は添えるだけ(왼손은 거들뿐)」、「あきらめたらそこで試合終了(포기하면 그 순간이 시합 종료)」など、数々の名言を生み出した。もちろん、韓国語に翻訳された言葉で流行ったのである。映画「THE FIRST SLAM DUNK」のヒットに乗じて、韓国では20数年ぶりにコミックも再び出版され、人気となっている。ネット書店の「アラジン」では、週刊総合ベストセラーの2位から23位まで全て「スラムダンク」で埋め尽くされるほどだ。

本の出版元である「デウォンシーアイ」は、「映画が公開されてから1カ月間で『スラムダンク』という名がつくコミックの本は60万部が発行された。この勢いなら累計100万部は突破するだろう」と語る。また、「スラムダンク」の人気に便乗して、グッズなども売れ行き好調である。日本側からすると、あれだけ反日を叫んでいた韓国の人たちが、今度はうって変わって日本のコンテンツに熱狂していることが理解できないのだろう。だから、これだけ日本のコンテンツを受け入れられるのであれば、反日は忘れて、これを機に日韓関係が改善すると考えるのかもしれない。だが、果たしてそうだろうか。 かつてコミックの「スラムダンク」が韓国語に翻訳された時、登場人物の名前や学校名は韓国名に入れ替わっている。つまり、日本のコンテンツとして受け入れられたというよりは、自分たちの物語として受け入れられていたのだ。

 

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