静岡北、主将のFW西尾飛来が開始1分で先制ゴール「勢いを付けられた」…サッカー静岡県高校総体1回戦

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静岡北、主将のFW西尾飛来が開始1分で先制ゴール「勢いを付けられた」…サッカー静岡県高校総体1回戦 サッカー soccer football

電光石火の先制弾だ。前半1分だった。静岡北のFW西尾が自身で獲得したPKを、冷静にゴール左へと蹴り込んだ。「1点目で勢いをつけられた。全員がゴールに向かう姿勢を見せていた」。主将の一発がチームを目覚めさせた。

チームメートが続いた。前半12分に左サイドの崩しからMF市川晃誠(3年)が決めると、同15分にもDF谷春和(3年)が、3点目をたたき出した。「1点目が大きかった。全員の気持ちが入っていたいい試合だった」と、千嶋武甲(たけまさ)監督(48)が絶賛。その後も2点を加点するゴールラッシュで、3月の練習試合では1―3で敗れた相手にリベンジした。 連戦となる15日は清水桜が丘と対戦する。昨年は2回戦で袋井に2―4で敗れた。「きょうの勢いで桜が丘を倒したい。あしたは、きょうほどボールを持てないかもしれないけど、守備で無失点に抑えて、まずは先輩たちを超えたい」と、西尾主将が力を込める。最高のスタートを切った静岡北が、強豪撃破を企てる。

 

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