まの正装で決意を述べる伝達式で、過去の大関たちは印象的な言葉を残してきたが、霧馬山は平成最初の新大関だった師匠、陸奥親方(64)=元大関・霧島=に倣いシンプルな口上になりそうだ。関係者によると1990年3月の伝達式で師匠が述べた「一生懸命」の言葉が入るとみられる。新大関誕生は昨年初場所後の御嶽海以来で、令和以降では5人目。125年ぶりとなった初場所からの1横綱1大関は3場所で解消される。三役は計6場所で通過。モンゴル出身力士では2015年夏場所後の照ノ富士以来6人目となる。
この日は霧馬山の報道対応はなかったが、29日の記者会見で口上については師匠と考案中とし「間違えたらいけないので、結構練習している」と語っていた。関係者は「口上には師匠と同じく『一生懸命』の言葉が入っているようだ」と明かした。33年前の90年3月28日に関脇・霧島は大関に昇進。大阪府内で協会の使者から昇進決定を伝えられると、平成初の新大関は「稽古に精進し、大関の名を汚さぬよう一生懸命頑張ります」と口上を述べた。 どんな口上にするか、考えていたようだ。12日目(25日)に2ケタ勝利を決め、昇進目安の「三役で直近3場所合計33勝」を達成。その日の夜の部屋での夕食で霧馬山は「昇進の口上、何にしようかな」と話すなど、晴れ舞台を楽しみにしていたという。
平成以降では貴ノ花(後の横綱・貴乃花)が「不撓(ふとう)不屈」、兄の若ノ花(後の横綱、3代目若乃花)は「一意専心」。現役では貴景勝が「武士道精神」、正代は「至誠一貫」といずれも印象的な言葉が並んだが、飾らない人柄の霧馬山だけに師匠のようなシンプルな口上になりそうだ。 昨年は御嶽海(出羽海)、正代(時津風)と大関陥落が相次ぎ、新たな看板力士が待望されてきた中で霧馬山には期待が高まる。組んで良し、離れて良しと多彩な取り口で夏場所で白星を重ねた万能型の新大関は、きょう誕生する。
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