電気自動車にはどれくらい長く乗り続けることができるのか?

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新しいのにどんどん古くなっていく!? 電気自動車の製品寿命はどれくらいか?

間違いなく言えるのは、新車購入から3年とか5年というスパンならまったく問題ないってこと。BEVの寿命という面において最も心配なのは駆動用バッテリーの劣化だが、かつての一部のBEVのように驚くほど速いペースで一充電走行距離が短くなっていく(バッテリーが劣化していく)なんていうのは過去の話と考えていい。

国産メーカーでいえば、日本で最もたくさんBEVを販売している日産は「8年もしくは16万kmまで」、トヨタでは「10年もしくは20万kmまで(メーカー保証:8年16万km+BEVバッテリーサポートプラス:2年4万km)」のバッテリー保証を付けている。今の国産BEVなら、そこまでは安心して乗れると考えていいだろう。ちなみにどこまで劣化したら保証の対象かといえば、日産は明確な記載が見つけられなかったが「70%程度」が目安となっているようで、トヨタは「70%を下回ったら」と明記されている。いずれも新品を100%とし、それと比較してだ。 BEVはものすごいスピードで進化しており、そのレベルはガソリン車やハイブリッド車を大きく超える。実際にはガソリン車やハイブリッド車も(パワートレイン以外にも先進安全装備やデザインなどで)結構進化していて新車購入から5年もたつと結構古さを感じるものだが、BEVの進化スピードはそれ以上。イメージとしては、スマホを思い浮かべればいいだろう。最近こそ落ち着いたものの、新しいツールとして登場した初期のスマホは新商品が出るたびにどんどん性能がアップし、進化の幅がすごかった。新スマホが出るたびにバッテリーが長持ちになり、動きがサクサクになり、不満点がどんどん改善されていった。だから、手元のスマホがすぐ古くなるように感じたのは多くの人が経験したことではないだろうか。今のBEVは同じような状況にあるのだ。

この先2026年くらいになると「全固体電池」と呼ばれる新しいバッテリーの搭載が始まり、充電時間が短くなる一方で航続距離が長くなるといわれている。それが市販化されると、従来タイプのBEVユーザーは「もうちょっと買うのを待っていればよかった」と思うかもしれないし、急に愛車が時代遅れになってしまったように錯覚するかもしれない。そういう意味では、進化スピードが速いBEVに長く乗ることは、陳腐化との戦いといってよさそうだ。

 

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