2016年の熊本地震で甚大な被害を受けた阿蘇神社(阿蘇市)や旧東海大阿蘇キャンパス(南阿蘇村)周辺、熊本城(熊本市)などを訪れるバスツアー「熊本地震 被災地をめぐる」が27日あり、17人の参加者は同神社の神職や熊本日日新聞の記者らが語る、被災当時や復旧・復興の様子に聞き入った。同神社は地震で楼門や神殿といった国指定重要文化財6棟が倒壊するなどの被害を受けた。池浦秀隆権禰宜[ごんねぎ]と復旧工事を担う清水建設の寺坂勝利工事長が、主要社殿で唯一工事が続く楼門などを案内した。
一行は楼門工事現場を覆う高さ24メートルの素屋根内に入り、上層部が真横に見られる位置まで階段を上り見学。池浦氏らは「建築当時の木材の7割を活用しつつ、熊本地震と同規模の揺れに耐えられるよう、内部を鉄製の鋼管柱で補強している」などと説明した。 また、東海大阿蘇キャンパスがあった黒川地区も訪問。当時編集委員だった毛利聖一編集局長が、住民と学生たちによる救助活動や避難状況などを振り返り、今でも続く学生と地域との交流のエピソードを紹介した。毛利局長は「被災地のインフラだけでなく、個々の生活や地域社会の復興にもしっかりと目を向けていきたい」などと語った。 熊本城では連載「熊本城のいま」を担当した飛松佐和子記者が現地を案内した。ツアーに参加した熊本市東区の男性(74)は「阿蘇神社では建築当時の高い技術に感心すると同時に、復旧は難しい仕事だと感じた」と話した。
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
ソース: KUMANICHIs - 🏆 96. / 51 続きを読む »
ソース: KUMANICHIs - 🏆 96. / 51 続きを読む »
ソース: KUMANICHIs - 🏆 96. / 51 続きを読む »
ソース: KUMANICHIs - 🏆 96. / 51 続きを読む »
ソース: KUMANICHIs - 🏆 96. / 51 続きを読む »
ソース: KUMANICHIs - 🏆 96. / 51 続きを読む »