18年ぶりのリーグ優勝を経て、常勝軍団の形成に向けた血の入れ替えを断行した。4球団が3日に第1次戦力外通告を行い、阪神は15年ドラフト1位で16年新人王の高山俊外野手(30)、虎一筋11年の北條史也内野手(29)、板山祐太郎外野手(29)、山本泰寛内野手(29)、小林慶祐投手(30)、二保旭投手(33)、渡辺雄大投手(32)、育成の望月惇志投手(26)の8選手と来季の契約を結ばないことを通告した。望月以外は現役続行を希望している。
支配下選手だけで7選手が対象。優勝景気に沸き、しかもチーム最年長が今年33歳の二保と西勇(誕生日は11月)という若いチームだが、冷静な判断を下した。今季1軍に昇格したのは板山、小林の2選手だけ。さらなるチームの若返りと底上げの両立を目指す上で来季構想から漏れた。 兵庫県内のホテルで通告を受けた高山ら8選手は鳴尾浜、甲子園のクラブハウスでチームメートにあいさつ。渡辺雄は「結果を見たら仕方ない。驚きはなかった」と語り、対象選手最年長の二保も「いい選手がそろっている中、リーグ優勝したチームで力になれなかったので仕方ない」と現実を受け止めた。 今月26日にはドラフト会議、12月8日には現役ドラフトが控え、外国人選手の入れ替えなども含めて戦力を再編成していく。リーグ優勝を決めた直後、杉山健博オーナーは「常勝軍団のためにも編成、育成、そして勝利が必要。伸び盛りのチームを着実に成長させたい」と語っていた。育成と勝利。その基本方針を、新たな血を加えながら推し進める。
15年ドラフトで高山、望月、板山と同期入団の青柳も「寂しいしつらいけど、より一層頑張るしかない」と自らに言い聞かせた。無念の8選手のためにも、85年以来2度目の日本一への歩みを止めるわけにはいない。 (鈴木 光)
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