プロ2年目はサードで30発! 阪神佐藤輝明内野手(22)が14日、兵庫・西宮市内の球団事務所で契約更改に臨み、2600万円増の4200万円でサインした。浮き沈みの激しいシーズンとなったが、大幅アップにニヤリ。プロ1年目の今季は右翼を主戦場としたが、来季の三塁挑戦を明言。全試合フル出場での30本塁打宣言も飛び出した。(金額は推定)ご機嫌に言葉を並べた会見で一層語気が強まったのは、「サード」について問われた時だった。
今季122試合で三塁先発の大山の名前を挙げられても「誰にも負けないつもりで、そのためにも打つっていうのは必要。両方頑張ります」ときっぱり答えた。尊敬する先輩への挑戦状。近大時代の主戦場で、今季12試合でスタメン出場した三塁への思いがほとばしった。 ルーキーイヤーの今季は126試合で打率2割3分8厘、球団新人最多となる24本塁打を放ち、64打点。前半戦だけで20本塁打を放った一方、後半戦は2軍落ちを経験し、NPB野手ワーストとなる59打席連続無安打と大不振。球団からは前半戦の活躍を高く評価されたが、「あとは後半、1年間通して活躍できるよう頑張ってくれ」とチクリと指摘された。苦戦したインコース克服が、1年通して安定した成績を残す鍵を握る。「これだけ野球に全能力を注ぐというのが初めてだった。ちょっとしたコンディションの差は、1年間通して出るなと感じました」。体調管理とともに、同じ轍(てつ)は踏まないつもりだ。三塁の定位置争いを勝ち抜き、フル出場で30発。有言実行した先に、17年ぶりのリーグ優勝が見えてくる。【中野椋】
◆阪神三塁手の年間30本塁打 シーズンの過半数で三塁を守り、30本塁打以上を記録したのは、藤村富美男と掛布雅之の2人しかいない。藤村富は2度、掛布は6度達成。藤村富は「物干しざお」と呼ばれる長いバットでファンを魅了し、掛布は球団最多の349本塁打を放った。ともに「ミスタータイガース」の称号を得た大選手だ。佐藤輝も続きたい。 ○…佐藤輝が「打倒ユーチューバー」を誓った。近年では小、中学生の「なりたい職業ランキング」で上位に選ばれることが多く、トップクラスはプロ野球選手に匹敵する高収入。「今はいろんな職業がある。ユーチューバーとか特に、ライバルとかはないけど、もっとプロ野球界が盛り上がっていけば。小さい子にすごいと思ってもらえるようにというのは、プロ野球選手の仕事の1つ」と使命感を口にした。昇給の使い道は「弟だったり、親だったり(何か)買ってあげたい」とニンマリ。最近車を購入したこともあり「家族と温泉旅行は行けたら行ってみたい。車で行けるところに行けたらいいかな」と家族孝行のオフにする。
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