兵庫・椿咲花女子高校の理事長の娘・椿ルリカを演じる堀内は、自身の役どころについて「椿ルリカちゃんは、スクールアイドルに出会うことによって、今まで過ごしてきた平凡な生活から一転してどんどんどんどん物事を起こしていく、そんなパワーを持った子。とにかく夢中になるものとか、好きなものとか真っすぐなエネルギーがとても強い女の子です。楽しいこととか、ワクワクすることにいちずで真っすぐな性格をしています」と語る。
見どころについては「滝桜女学院のアンズちゃんが途中で椿咲花女子高校に転校してくるシーンがあるんですけど、そこでルリカちゃんがすごく“強い衝撃”を受けるシーンがあります。そのシーンはとにかく演じていても、一番パワーが高ぶる瞬間なので、ぜひルリカちゃんの爆発するエネルギーを劇場で感じていただけたらいいなと思います」とアピールした。 一方、大阪・滝桜女学院の関根は「滝沢アンズちゃんは、滝桜女学院の理事長の娘でアイドル部のセンターを務めていまして、昔から歌ったり踊ったりすることが大好きな女の子です。歌ったり踊ったりすることが好きなんですが、本当にやりたいことなのか分からなくなっちゃって…という悩みもある。でも、ステージの上では誰よりもキラキラと輝いているような、そういう力を持った女の子だと思います。そこが見どころです」とコメント。また、稽古期間で印象に残ったエピソードについて聞かれると、関根は「私は唯一、2校の間に入っていける役なので、練習していてもそれぞれの雰囲気を体感できました。滝桜はノンストップでずっとみんなしゃべっているので、常にうるさいなあ…っていうか、元気で、とにかくずっと誰かがしゃべっているという感じの空気感。椿咲花のみんなはおしとやかな校風でもあるんですけど、それぞれ個性が強くて、一人がポンって言ったことに対して、爆発的な笑いが起きたりして、たぶんみんなそれぞれ天然なホワホワした子が集まっているので、ツッコミ役の子がいないなっていう印象でした」とそれぞれの魅力を語る。
さらに「中でもルリカ役のまり菜ちゃんはですね、動きがすごく個性的で、かわいらしくて面白い。それが何度も見られるシーンがあるので、そこは注目ポイントと言いますか…。稽古中に全員で一番笑ったのは、まり菜の動きなんで。注目ポイントというか、かわいいところだなと思いました」と、堀内の立ち居振る舞いを絶賛。 堀内は「一人一人がこの作品に愛を持って臨んでいて、稽古でも毎日進化を目指して頑張ってきたので、みんなの気持ちが一つになった瞬間というのが、感じることができています。ユズハちゃんとのシーンで、ルリカが『好きなアイドルができた』って発表する前に、『何かあるなら言って!』っていうシーンがあって、ユズハちゃんがグルグルしながら動揺するんですけど、そこの稽古の時に、グルグルに動揺が乗り過ぎて、歯止めがきかなくなった時が、みんなでたくさん笑ったところでした」と浅井との稽古秘話を教えてくれた。
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