あさって10日は、関東の南の海上を低気圧が進む予想です。この低気圧だけではなく、北側には別の低気圧が発生する予想です。このため、北側に降水域が広がり、関東甲信に広く雪雲や雨雲がかかるでしょう。11日建国記念の日は二つの低気圧が一つにまとまり、発達しながら東へ進む予想です。あさって10日の明け方から関東甲信では雪が降り始めるでしょう。内陸部を中心に日中も雪が降り続き、大雪となる恐れがあります。朝は東京23区などでも雪が降り、積雪となる所があるでしょう。今のところ、沿岸部では日中は雨に変わる所が多い予想ですが、1月6日のように寒気を引きずりこむと、日中も雪のまま降り続く可能性があります。
最新の資料では10日一日の降雪量は、関東の平地で5~10センチ、山沿いで20~30センチ、甲信の多い所で20~30センチとなる恐れがあります。交通機関に影響がでる可能性があり、注意が必要です。車の運転は冬の装備で、雪道が心配な場合は予定の変更や公共交通機関を使うことを検討してください。積雪とはならなくても夜間は冷え込み、路面が凍結する所がありますので注意が必要です。今回は、関東など、普段、あまり雪の降らない所で大雪が予想されます。そこで、お出かけ前に注意していただきたいことが4つあります。②滑りにくい靴を用意しましょう。靴底がツルツルしたものや、ヒールの高い靴は、危険です。靴底に溝がついている運動靴や、登山用の靴などがおススメです。
③歩き方のポイントを覚えておきましょう。歩幅を小さくして、地面に垂直に足を踏み出し、重心はやや前において、足の裏全体を路面につけて歩きましょう。ゆっくりとペンギンのような歩き方をするのが、おススメです。万が一、滑ってしまったら、尻餅をつくように転ぶと、頭を打ちにくくなります。
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