フランクフルトに所属する元日本代表の長谷部誠は、ウニオン・ベルリン戦に出場したことにより、クラブ歴代ブンデスリーガ最年長出場のランキングで4位に浮上した。クラブの公式ウェブサイトが、データなどを紹介している。
長谷部はMF鎌田大地らとともに1日に行われたブンデスリーガ第8節ウニオン戦に先発フル出場し、3バック中央のセンターバックとして2-0の勝利に貢献。地元紙『フランクフルター・ルンドシャウ』でそのパフォーマンスは「今シーズン3度目のスターティングイレブン、3度目のアイントラハト勝利、これは何かの縁だと思いたい。チーム全体を安定させる」などと高く評価された。 また、長谷部は38歳と8カ月13日(38歳と257日)の年齢でウニオン戦に出場したことにより、ウリ・シュタイン、オカ・ニコロフとGKたちが1位と2位につけるクラブ歴代ブンデスリーガ最年長出場のランキングで4位に浮上。来年1月18日に39歳の誕生日を迎えるベテランだが、このランキングで3位のリヒャルド・クレス(38歳と360日)を超えた場合、フィ―ルドプレーヤーとしてはクラブ歴代最年長出場の記録を更新することになる。
そんな長谷部について、強化担当のマルクス・クレシェ役員も賛辞を惜しまず。ウニオン戦後、「マコトは非常にインテリジェントなプレーヤー。様々なシチュエーションを上手く読み解き、ボールがどこに来るか予測することで、さほど多くのデュエルに入る必要性も生じない」と指摘すると、「優れたスタビライザー(安定させる人)、そして我がチームの重要な一員だ」と続けた。 なおフランクフルトはウィンターブレイク明けの来年1月21日に行われる第16節でシャルケと対戦。その試合で、すでに現地では“メトシェラ”(聖書に登場する中で最も長寿だった人物)とも呼ばれる長谷部を巡る、新たな伝説が生まれることになるかもしれない。
【レオザ】長谷部誠の代表復帰待望論について
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