この日、鈴木は4月からレギュラー化された自身がMCを務めるBSテレ東「あの本、読みました?」(木曜後10・00)のPRのため出演。MCの伊集院光は「僕からすれば凄く手間がかかって、好きな人はご覧になっているけど、やっていることを知らない人もいて、番組でお知らせしたい番組もやられている中で、今、仕事をやることのプライオリティは?」と質問。この質問に、鈴木が「なんでそんな急に難しい話聞くの?」と驚く中、伊集院は「だって思うじゃない。俺たちからしたら時代の大スターが、家族のこと、子育てをちゃんとやろうって1回(芸能界を)離れて、戻ってらしたと思ったら、そりゃ何でも仕事を選べる立場だと思う」と質問の意図を明かした。
さらに、もう1人のMC、テレビプロデューサーの佐久間宣行氏は「僕が10年ぐらい好きで見てる劇団があるんですよ。全然ちっちゃい劇団なんですけど、その人たちの劇団に保奈美さん出るんですよ」と小劇団の作品に出ることを指摘。これに、鈴木は「アガリスク?」と目を輝かせ、佐久間氏に握手を求めると「MAX50人ぐらい。結構、見に行きます。本当に“うわー面白いな、私も出たいな、出られないかな”とずっと思っていて」と笑顔。「そういうのって本当に力ずくで出来ることでもないので、マネジャーさんとか知り合いのテレビ局の方とか、何かの折に“面白いですね、やりたいな~やりたいな~”とか言ってて、いろいろな友人のつながりでできることになった。“やった~!!”って」と逆オファーで実現したことを明かし、「7月です、三越劇場と京都劇場」と舞台「逃奔政走」をPRした。
そのうえで、鈴木は「私もテレビ、ドラマ、映画を見るのが大好きなので、他人のを見たら“いいな~面白いな~出たいな~”って毎回言ってる。それでできるものじゃない」としつつ、「“なんで私、呼んでくれないんだろうな”って。毎回思ってます、テレビ見ながら」と明かした。 そんな鈴木の話に、佐久間氏は「おいそれとオファーできない」と制作側の本音も吐露。伊集院も「あの鈴木保奈美さんに声かけるんだったら、いろんな条件が整わないとって尻込みしてるうちにチャンスを逃している制作者はたぶんいる」と指摘した。 それでも、「本当に何でもやりたいのよ」と鈴木。「年取っていくとどんどんできるやくがなくなっていきますから、“あぁ…これ5年前だったらな~”とか、“これ、私だったらどうでしょう?”とか、本当に思いながら見てますよ、テレビ」とアピールしていた。
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