ルワーカーについて、濃厚接触者の待機期間を短縮する方針を示しましたが、これに対し、こう話します。
子どもの家・早川悟司施設長:「復帰するために『検査してください』と言っても、病院にキットが足りていなくて、『症状のない方の検査はできません』と言われている。検査キットに関しては、生活施設で仕事を止められないところ、優先的に検査キットを回していただくとか、そういったことがあれば非常にありがたい。(復帰のときに)検査ができないまま期間だけ短くなって復帰するというのが本当に大丈夫なんだろうかと。感染拡大防止と子どもたちの養育をいかに両立させるかが難しい」東京都の新規感染者は1万7631人。緊急事態宣言の要請を検討するとした病床使用率50%に達するのは、もう時間の問題です。隣の神奈川県も、感染状況は深刻です。そこで28日から、全国で初めてになるという新たな取り組みを始めました。これまで陽性と判断するには、医師の診断と確定検査が必要でした。それが今回、自ら市販の抗原検査キットなどを使い、陽性の結果が出たら、診断と確定検査を省略して“感染者”と判断。病院に行かなくても、自宅などで自主療養を始められることにしました。対象は6歳〜50歳未満で、基礎疾患がない重症化リスクの低い人に限られます。自主療養は
多摩ファミリークリニック院長・大橋博樹さん:「神奈川県の自主療養を軌道に乗せるためにも、検査キット全体が市民の手元に届かなきゃいけないことがキーになるが、本当にキットが足らないので、それがないと話にならない」 神奈川県医療危機対策統括官・阿南英明氏:「実際に入手は医療機関も難しいので、困難だと思うが、恐らく2週間程度で大量に流通するようになる。入手できるようになれば購入して、そちら(自主療養)に流れる。デルタ株のような急変は想定しがたいというのがわかってきている。ゼロリスクでは恐らくないが、もともと私たちが生きているこの社会自体がゼロリスクではないので同じ。普段の日常生活と同じことにしませんかという考え方」
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