避難は、政府による迫害を恐れたためとみられる。アゼルバイジャンは昨年12月、ナゴルノ・カラバフとアルメニアを結ぶ唯一の道路である「ラチン回廊」を封鎖した。アルメニアは、閉鎖で約10か月間、現地に食料や燃料の供給ができなかったと主張している。アルメニア系住民の「マス・エクソダス(大量脱出)」(ロイター通信)が本格化すれば、軍事行動に端を発したアゼルバイジャンによるナゴルノ・カラバフの再統合が一気に進む。
AP通信によると、アゼルバイジャン国境に近いアルメニアの町コルニゾルに避難した女性は「悪夢だった。言葉にできない。村は激しい砲撃を受け、ほぼ誰も残っていない」と回想した。当面、近くにある祖母の家に身を寄せるという。アルメニア系地元メディアは24日夕、小型バスに乗車した住民ら377人がアルメニアに入国したと報じた。住民らは複数の国境地点で今後の居住地や支援が必要かどうかなど、入国に関する登録を行っているという。 ロイター通信によると、アルメニアのニコル・パシニャン首相は24日の国民向け演説で「政府はナゴルノ・カラバフの兄弟姉妹を全面的に受け入れる」と語った。演説で、今回の責任は「民族浄化を行うアゼルバイジャン」のほか、平和維持活動を担ったロシアにもあると訴えた。パシニャン氏は4万世帯の受け入れを準備しているというが、冬を前に居住地の確保などが課題になるとみられる。
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