都市住民が、地方の自治体から委嘱されて、まちおこしを支援する「地域おこし協力隊」。令和4年度で6447人の隊員が、1116の自治体で地域のPRや住民支援などさまざまな分野で活動している。長野県松川村と宮城県石巻市でのユニークな取り組みを紹介する。長野県松川村の松川公民館で1日、地域の年配者を対象に「遺影でYeah!!Yeah!!」と題して遺影撮影会が開かれた。明るい雰囲気で好評だった昨年に続いての開催で、撮影に臨んだ人たちはいずれも「輝いている人生」の表情をみせていた。「いつ何があるか分からない。遊び心のつもりで申し込んだ」という会社員の和田康佳さん(60)はピンクのシャツで撮影に臨んだ。「いいように撮ってもらった。できたら家族に見せるよ」と笑顔。遺影撮影会を企画したのは、同村地域おこし協力隊員の2人。同公民館で働く松本寿治(よしはる)さん(40)と、同村営農支援センターで働く寺口純平さん(44)だ。松本さんは、親族が亡くなった際、遺影が生前の雰囲気から遠く「風情のない写真」と感じた。「本人と遺族のため、一人一人のストーリーが感じられる遺影が必要」と考えたという。さすがに疲れた様子の寺
都市住民が、地方の自治体から委嘱されて、まちおこしを支援する「地域おこし協力隊」。令和4年度で6447人の隊員が、1116の自治体で地域のPRや住民支援などさまざまな分野で活動している。長野県松川村と宮城県石巻市でのユニークな取り組みを紹介する。長野県松川村の松川公民館で1日、地域の年配者を対象に「遺影でYeah!!Yeah!!」と題して遺影撮影会が開かれた。明るい雰囲気で好評だった昨年に続いての開催で、撮影に臨んだ人たちはいずれも「輝いている人生」の表情をみせていた。「いつ何があるか分からない。遊び心のつもりで申し込んだ」という会社員の和田康佳さん(60)はピンクのシャツで撮影に臨んだ。「いいように撮ってもらった。できたら家族に見せるよ」と笑顔。遺影撮影会を企画したのは、同村地域おこし協力隊員の2人。同公民館で働く松本寿治(よしはる)さん(40)と、同村営農支援センターで働く寺口純平さん(44)だ。松本さんは、親族が亡くなった際、遺影が生前の雰囲気から遠く「風情のない写真」と感じた。「本人と遺族のため、一人一人のストーリーが感じられる遺影が必要」と考えたという。さすがに疲れた様子の寺口さんだったが、「みなさんの安心した表情を見られたのがよかった」と笑顔。松本さんは「撮影を通じて幸せになっていただけたと思う。遺影撮影をしたい方は各地にいると思うので、お手伝いしたい」と話した。清水一宏さん(43)は令和3年11月、お笑い芸人として地域おこし協力隊に委嘱され、宮城県石巻市にやってきた。2年10月に石巻市で開催された「石巻お笑いマスター決定戦」で準優勝に輝いたことが縁となった。昭和55年、横浜市生まれ。高校卒業後、吉本興業の芸人養成所「吉本総合芸能学院」(NSC)を経て、フリーに。度重なるコンビの解消などもあったが、R-1グランプリでは2年連続3回戦進出を果たした。「お笑いマスター決定戦」も2回目からは主催者側に回り、今年度は99組の芸人が参加するほどのイベントに育っている。「近き者説(よろこ)び遠き者来(きた)る」が座右の銘。論語の孔子の言葉だが、石巻で頑張っていれば、周りの人も気になって集まってくると信じる。
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