週1回のグリコアルブミン測定×アプリが2型糖尿病を持つ方の血糖管理を改善

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週1回のグリコアルブミン測定×アプリが2型糖尿病を持つ方の血糖管理を改善 ニュース

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週1回のグリコアルブミン測定×アプリが2型糖尿病を持つ方の血糖管理を改善 株式会社Provigateのプレスリリース

医療法人社団 陣内会 陣内病院の陣内秀昭院長、東京大学医学部附属病院 糖尿病・代謝内科の相原允一助教、熊本大学病院 糖尿病・代謝・内分泌内科(大学院生命科学研究部)の窪田直人教授、東京大学発医工連携スタートアップである株式会社Provigateの関水康伸代表取締役CEOらによる研究グループは、週に1回の在宅グリコアルブミン(GA)検査と行動変容アプリを併用することで、2型糖尿病のある方の血糖値や体重などが有意に改善することを見出しました。

グリコアルブミン(GA)値は過去1週間程度の平均血糖値の変化に応じて鋭敏に変化すると期待されます。そのため、週1回GA値を測定すれば、直近1週間程度の食事、運動、服薬など血糖値に影響する生活習慣の変化を、GA値の変化として簡単に数値化できると考えられます。しかし、在宅でGA値を測定し行動変容に活かす研究はこれまでに報告がありませんでした。そこで、東京大学大学院工学系研究科の坂田利弥准教授及び東京大学大学院医学系研究科の窪田直人特任准教授(当時)らは、2012年に採択されたJST START事業を皮切りに、10年超にわたり革新的な血糖モニタリング法の確立に向けて医工連携での機器開発・臨床開発を進めてきました。2015年には国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)START事業の成果をもとに東京大学発医工連携スタートアップである株式会社Provigateが創業され、2016年に採択された国立研究開発法人...

であるため、1~3か月に一度の通院時にしか血糖管理の状況が分かりません。上記のGAもこれまで病院検査でしか測定することができませんでした。GA検査を毎週家庭でできるようになれば、週に1度だけGAを検査し、測定結果と過去1週間の行動をアプリで振り返っていただくことで、生活習慣の改善に繋げられる可能性があります。 そこで本研究チームでは、2018年のAMED先端計測事業の支援のもとGAのバイオセンサの開発を進展させるとともに、涙液や唾液のGAが血液のGAと強く相関すること(参考文献1)、並びにGAの通院・隔週測定が、糖尿病のある方に行動変容を引き起こし血糖の悪化を防ぐ可能性(参考文献2)を示しました。さらに2019年のNEDO SCA事業並びに2020年のNEDO PCA事業の支援により、バイオセンサの要素技術と医療機器のプロトタイプ開発を飛躍的に進めることができました。加えて、東京大学医学部附属病院とProvigateの共同研究により、世界初の参加者98名(男性72.0%、年齢63.2±11.4歳、HbA1c 7.39±0.39%)を介入群と対照群に無作為に割り付けました。介入群では、ベースラインから最終観察日までのGA値およびHbA1c値の有意な低下が観察されました(それぞれ-1.71±1.37%、-0.32±0.32%)。また、体重、ウエスト周囲長、カロリー消費量の有意な減少(それぞれp<0.0001、p=0.0003、p=0.

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