9日は、梅雨前線が日本の南から東シナ海、更に大陸にかけて延びています。前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込んでいます。前線がかかる南西諸島では大気の状態が非常に不安定になっています。朝、鹿児島天城町で1時間に34.0ミリ、与論島で29.5ミリの雨を観測しました。
関東や東海付近には、東の海上から湿った空気が流れ込んでいます。関東や東海では、雲に覆われて、スッキリしない空模様。所々で1時間に数ミリの弱い雨が降りました。午後2時の気温は、20度に届いている所は少なくなっています。11日は、雑節のひとつ「入梅」です。梅が黄色く色づく頃で、暦の上で梅雨入りとなります。この先、梅雨前線は日本の南に停滞する見込みです。沖縄や奄美では、10日から11日にかけて大雨になる恐れがあります。九州から東北では、11日から13日にかけて、雷が鳴り激しい雨が降る所があるでしょう。沖縄や奄美は、10日から11日にかけても、梅雨前線の影響で、大気の非常に不安定な状態が続くでしょう。断続的に雨が降る見込みです。雷を伴って、降り方が強まることがあるでしょう。災害が発生するような雨になる恐れがあります。12日から13日は、前線は、やや南下する見込みです。日が差すことがあるでしょう。14日以降は、前線が再び沖縄付近まで北上する可能性があります。九州から近畿は、10日は、雲が多いながらも、日差しが届く所があるでしょう。山沿いを中心に、にわか雨がありそうです。関東付近には、オホーツク海
11日から13日にかけて、上空の気圧の谷が、本州付近をゆっくり通過するでしょう。九州から東北にかけて、大気の状態が不安定になる見込みです。晴れていても、局地的に雲が発生し、発達する可能性があります。発達した雲の下では、雷が鳴り、激しい雨が降るでしょう。まだ梅雨入りの発表がない地域でも、雨の降り方に十分な注意が必要です。北海道は、晴れ間があるでしょう。最高気温は、10日は雲に覆われる所では、平年より低いでしょう。関東では4月並みの予想です。日差しが届く所では、ほぼ平年並みか高い見込みです。13日以降は、平年より高くなる所が多いでしょう。7月並みになる所もある予想です。
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