茨城交通の路線バスでは、地域独自のICカードとして「いばっピ」(統合前の茨城交通エリア)、「でんてつハイカード」(旧日立電鉄交通サービスのエリア)の2種類が互換性なく併存しています。これを全エリアで「いばっピ」へ統一するとともに、新たにVisaのタッチ決済とQRコード決済での運賃支払いを可能にするとのこと。なお、Suicaなどの交通系ICカードは非対応です。
Visaのタッチ決済はクレジットカード、デビットカード、プリペイドカードに対応し、今後、他ブランドの追加も検討しているといいます。QRコード決済についてはPayPay、メルペイ、d払い、au Pay、LINE Payに対応。乗車時は整理券を取り、降車時、スマートフォンに表示させたQRコードを決済端末のカメラに読み取らせることで運賃支払いができるということです。Visaのタッチ決済は2020年から路線バス、鉄道での導入が進んでいますが、どの事業者でも、ごく一部にとどまっているのが現状。400台もの規模での導入は初めてです。 時期は2023年12月頃の予定。今回は、全てのキャッシュレス決済を同じ端末で処理し、茨城交通の路線バス全エリアで統一されたサービスになるといいます。決済手段の拡大により、「路線バスのご利用頻度の少ない方や、地域外から来る観光客の利便性が向上します」いうことです。
VISAタッチ「も」使えるようにってなら大大歓迎ですけど、Suica対応を怠って突き進むのはやめてほしいです。多彩な支払手段があったところでいちばん大事な決済方法が抜けていては意味がありません。
ここまで利用者にとってメリットのない投資はかつてない! 【地域住民失望!Suica導入予告を反故にしていばっピゴリ押しへ 利用者の望むSuicaは非対応 茨城の面汚し】
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