賞味期限切れやその直前の食品を市価の2〜9割引で販売する店舗が神戸市内にオープンし、注目を集めている。生活困窮者の支援とともに、食品ロスを削減するのが狙いで、幼いころに家計が苦しかったという運営する会社の会長は「子供たちの助けになりたい」と話している。8月、神戸市須磨区にオープンした「エコイート神戸白川台店」。同区の主婦(50)は興味深そうに食料品を選んでいた。
エコイートは全国に店舗があり、「NPO法人日本もったいない食品センター」(大阪府)と正会員企業が協力して開設や運営を担っている。食品メーカーから引き取った廃棄予定の食品を店舗で販売したり、子供食堂などへ配布したりする活動も行っている。 エコイート神戸白川台店は、外壁塗装のしらかわ工芸社(同区)が市内で初めて出店した。同社常務の川脇龍二さん(44)が偶然、ラジオで同級生が理事長を務める同法人の活動を知った。少しでも力になりたいと、同社会長の中根喜一郎さん(64)にエコイート出店を打診。幼少期に家計が苦しく「給食のない夏休みが嫌いだった」という中根さんは「今も満足に食べられない子供がいる。その子供たちに手を差し伸べたい」と考え、出店を決めた。
接客や陳列などの業務は同社の社員が担当。「社会の役に立ちたい」と社員一丸となって取り組んでいる。接客の良さも評判で店内には明るい声が響き、食品ロス削減に関する掲示などを通して食品の知識や保存方法などの周知も図っている。 「うれしそうに来て幸せそうな笑顔で帰っていく姿を見られるのが1番うれしい」と中根さん。同法人の高津博司代表理事(45)は「エコイート各店舗などでの活動を活発にし、地域に深く広めていくことで、国内貧困ゼロを目指していきたい」と今後の展望を話した。
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