豪グレートバリアリーフで高さ500メートルの巨大なサンゴ礁が見つかる

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豪グレートバリアリーフで高さ500メートルの巨大なサンゴ礁が見つかる ──19世紀後半以来の発見。体長45メートルのクダクラゲと30の新種の海洋種も発見した...... サンゴ礁 グレートバリアリーフ オーストラリア クダクラゲ

オーストラリア北東岸に広がる世界最大のサンゴ礁地帯「グレートバリアリーフ」で、東京タワーや米ニューヨークのエンパイア・ステート・ビルディングよりも高い、500メートル超の巨大なサンゴ礁が見つかった。基底部は1.5キロにわたり、頭頂部は海面から深さ40メートルの位置にある。米シュミット海洋研究所は、1年にわたるオーストラリア周辺海域の調査プロジェクトの一環で、海洋調査船「RVファルカー」を用い、グレートバリアリーフ北部の海底の地形図を作成している。

10月20日、豪ジェームズクック大学のロビン・ビーマン博士らの研究チームは、オーストラリア北東部ヨーク岬沖でこの巨大なサンゴ礁と初めて遭遇し、10月25日に遠隔操作型無人潜水機(ROV)「スー・バスチアン」を用いて詳細な調査を行った。4時間以上にわたる調査の様子は、シュミット海洋研究所のウェブサイトやYouTube公式チャンネルでライブ配信されている。これほど巨大なサンゴ礁が見つかるのは、19世紀後半以来、120年ぶりのことだ。このエリアでは、アオウミガメの繁殖地として世界的に知られるレイン島のサンゴ礁を含め、19世紀後半にグレートバリアリーフから孤立した巨大なサンゴ礁が相次いで7つ見つかっている。

今回発見された巨大なサンゴ礁も同様に、グレートバリアリーフと離れているものの、海底に固定され、他の孤立したサンゴ礁とつながっている。また、このサンゴ礁には、大量の海綿、ウミウチワ、軟質サンゴが生息し、ムネエソやオグロメジロザメなどの魚もみられた。 シュミット海洋研究所の共同創設者ウェンディ・シュミット氏は、「この予期せぬ発見は、私たちの海に未知の物体や新たな生物が存在することを示すものだ」とし、「従来、海の中を知るための手段は限られていたが、深海で私たちの目となり、耳となり、手となる新たな技術のおかげで、探査能力はかつてないほど高まっている。新しい海の景色が私たちの前に開かれ、生態系や多様な生物が明らかになっていくだろう」と期待を寄せている。

 

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sosorasora3 凄い発見

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