警察組織の腐敗をテーマにした映画「ポチの告白」の高橋玄監督にインタビューしてみた

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警察組織の腐敗をテーマにした映画「ポチの告白」の高橋玄監督にインタビューしてみた(2010)

やっぱり、警察官になろうという人間の性質ですかね。警察は肩書き社会というか階級社会じゃないですか。だから階級さえ上がれば、その人間の能力はまったく関係ないんです。この映画でもやりましたけど、「選抜」という通常の昇進試験とは違うものがあって、上司に気に入られたら昇進できてしまうんですよ。

「自分がやったことは大丈夫なのか」というのが一番大きな判断材料になっているんです。「暴力団だから一網打尽」というのも、1つ1つの容疑というのがつかめない限りはどうしようもないですよね。一方、所轄レベルでいえば、暴力団と警察というのはある種トムとジェリーであって、ガサが入る前には付き合いのあるところがあれば情報がいきますよと。 これは警視庁の国際犯罪対策課にいる定年間近の警察官の話ですが、退職間近になると暴力団と身近になるんですよ。当然OBなら天下り先の会社に行くこともできるんですが、もっと荒稼ぎしようと思うと、後輩から取った「ガサが入る」という情報をヤクザに教えて見返りを要求したりとか、色んなことができるわけなんですね。

 

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