謎の生成AI「gpt2」登場で騒然 次世代のGPT? アルトマンCEOも言及

  • 📰 topitmedia
  • ⏱ Reading Time:
  • 28 sec. here
  • 6 min. at publisher
  • 📊 Quality Score:
  • News: 28%
  • Publisher: 51%

トップニュース ニュース

最近の注目ニュース,AI,生成AI

米OpenAIが次世代の生成AI(LLM)について沈黙を守る中、あるサービス上にOpenAIのものらしき謎の高性能なLLMが現れた。同社のサム・アルトマンCEOも言及しており、OpenAIが関連している可能性も少なくなさそうだ。

生成AI ブームの火付け役となった「ChatGPT」を提供する米OpenAIは、2023年3月に高性能な大規模言語モデル(LLM)「GPT-4」を提供して以来、次の高性能モデルについて沈黙を守り続けている。そんな中、LLMを比較できるWebサービス上にOpenAIのものらしき謎の高性能なLLMが現れた。同社のサム・アルトマンCEOも言及しており、OpenAIが関連している可能性も少なくなさそうだ。米カリフォルニア大学バークレー校の研究室が運営するプロジェクト「LMSYS Org」(The Large Model Systems Organization:大規模モデルシステム機関)で公開しているWebサービス「Chatbot Arena」の中に、「gpt2-chatbot」というモデルが突如現れ、4月29日深夜(日本時間、以下同様)から話題になり始めている。

記事執筆時点の30日午後5時現在、このモデルを指定して実行しようとするとRate Limit(使用回数の制限)の表示が出てしまい利用できないが、実際に利用したユーザーからはGPT-4や、米Anthropicの高性能LLM「Claude3 Opus」に勝るとも劣らないというような感想も出ている。 このモデルが何なのか、正式な提供予定があるのかなどは分かっていない。ただし、アルトマンCEOのX(旧Twitter)への書き込みが興味深い。「i do have a soft spot for gpt2」(gpt2にはすごく思い入れがあるんだ)と30日午前9時に投稿。しかもアルトマンCEOはXの有料機能で投稿を修正しており、修正前には「gpt2」の部分は「gpt-2」になっていたことが分かる。「gpt-2」であれば、GPT-4以前のモデルである「GPT-2」(2019年2月)を指していると考えられる。しかしそれに今言及する意味、そしてわざわざ「gpt2」とハイフンを消す修正を行った状況などから、「gpt2はGPT-2ではなくGPT(Generative Pretrained Transformer)自体の次世代アーキテクチャを指しているのでは」と指摘する声もある。

最近の注目ニュース AI 生成AI Aiplus TOP Story

 

コメントありがとうございます。コメントは審査後に公開されます。
このニュースをすぐに読めるように要約しました。ニュースに興味がある場合は、ここで全文を読むことができます。 続きを読む:

 /  🏆 93. in JP

日本 最新ニュース, 日本 見出し

Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。

謎の高性能AIモデル「gpt2-chatbot」がChatbot Arenaに登場、GPT-4.5かGPT-5なのではないかと話題にユーザーがログインせずに様々な言語モデルとチャットしてその出力を評価することができるウェブサイト「LMSYS.org」のChatbot Arenaで、「GPT-4.5」あるいは「GPT-5」と思われるモデルがテストされているのではないかと話題になっています。
ソース: gigazine - 🏆 80. / 51 続きを読む »

PyTorchやPythonなしの純粋なC言語を使用した大規模言語モデルトレーニングツール「llm.c」がリリースされるAIの本体と言える大規模言語モデル(LLM)のトレーニングはほとんどの場合PyTorchやPythonを使用して行われていますが、そうしたトレーニングを純粋なC言語のみで実装したツール「llm.c」が登場しました。まだ最適化が行われておらず従来の手法に速度面では敗北していますが、GPT-2のトレーニングを行う実装を約1000行のクリーンなコードで行えています。
ソース: gigazine - 🏆 80. / 51 続きを読む »

産総研、世界トップレベルの生成AIの開発を開始産業技術総合研究所(産総研)は10月17日、同研究所や東京工業大学(東工大)などが主宰する勉強会「LLM-jp」が、世界トップレベルの生成AIの基盤となる大規模言語モデル(LLM)の開発を始めると発表した。
ソース: weeklyascii - 🏆 94. / 51 続きを読む »

世界トップレベルのLLM目指す。産総研が複数大学と構築に着手国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研)は17日、東京工業大学、大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立情報学研究所(NII)が主宰するLLM研究開発チーム「LLM-jp」と合同で、生成AIの基盤となる世界トップレベルの大規模言語モデル(LLM)の構築の開発を始めると発表した。第一歩として、LLM-jpが従来国産LLMの10倍の規模という「1,750億個」のパラメータ数を持つLLMの構築に着手するという。
ソース: pc_watch - 🏆 44. / 63 続きを読む »

�����o�����u���̊�LLM�v�����J���v���W�F�N�g��'���g'�\�\���{�w�p��c�̍u������T������AI�̊�ՋZ�p�ł���LLM�̊J�����������ڂ���钆�ŁA�u���{��́v��O�ʂɉ����o���u���̊�LLM�����J���v���W�F�N�g�v���{�i�I�Ɏn�������B���̒��g�Ɖ”\���́\�\�B
ソース: topitmedia - 🏆 93. / 51 続きを読む »

Metaの大規模言語モデル「Llama 2」を無料で誰でもブラウザからお試しできる「LLaMA2 Chatbot」Metaが発表した商用利用も可能な大規模言語モデル(LLM)「Llama 2」を、誰でも無料でブラウザ上からお試しできる「LLaMA2 Chatbot」が公開されました。
ソース: gigazine - 🏆 80. / 51 続きを読む »