発行部数 74 万部という人気を博した絵本『えんとつ町のプペル』。 映画、音楽朗読劇、演劇、ミュージカル、そして歌舞伎とさまざまなかたちで絵本が託したメッセージを届けてきた「プペル」をバレエ作品として2023年9月に初演。大熱狂のスタンディングオベーションで幕を閉じ、多くのファンを魅了しました。そして、2024年9月19日めぐろパーシモンホール 大ホールにて、再演する今回も2023年の公演に続き、振付には気鋭の若手振付家・宝満直也、製作総指揮の関巴瑠花、また今回新たに原作・脚本の西野亮廣が取締役を務める株式会社CHIMNEY TOWNが運営協力として参加致します。
そして、主演のプペル&ブルーノに風間自然、ルビッチに竹田仁美、スコップに八幡顕光、レベッカに白石あゆ美、キャシーに勅使河原綾乃、ルイーズに土田明日香、街灯に岡博美、盆子原美奈に加え、Braulio Alvarez、安村圭太、そしてローラに水井博子の出演のほか、先日行われたオーディションにて選ばれた16名の子役を含む全キャストが決定いたしました。 本作では、絵本から飛び出したような、カラフルなえんとつ町を表現した舞台セットや、アトリエヨシノ制作のえんとつ町の住人たちを表現した芸術的な衣装で絵本の世界を表現いたします。そして言葉のないバレエだからこそ、音符や言葉がみえるような宝満の振付とそれを踊るダンサーたちの表現力で、観客の心深くへ物語を届けます。クラシックバレエのパドドゥや美しいコールドバレエのシーンに加え、コンテンポラリーダンスによるダイナミックな表現や、スコップと子どもたちによるコミカルなダンスシーンで絵本の世界を描き、大人から子供まで楽しめる作品となっています。厚い煙に覆われ、空を見上げることを忘れた”えんとつ町”の住人は、青い空も煌めく星も知りません。そんな中、この街でただ一人、”星”を語っていたブルーノは星を見るために海に出て、帰らぬ人に。
その息子・ルビッチは、父のことばを胸に“星を信じ続けていました。ハロウィンの夜、ゴミから生まれたゴミ人間・プペルが現れ、二人は”友達”に。しかし、ルビッチがプペルに”星”の話をしたことをきっかけに町のみんなに嘘つきと後ろ指をさされ、のけものにされ、塞ぎ込んでしまいます。
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