エースが復活ののろしを上げた。第1セットはサーブミスが続いたが、「やるしかない」と切り替えた。スパイクに意識を集中させると、第2セット、0―4から相手ブロックに当てる強打で手放しかけた流れを日本に引き戻した。第4セットの13―14からはライトから腕を“フルスイング”し、強烈なスパイクを打ち込み、「ウオー!」とほえた。両チーム最多得点で貢献し、「こうして勝てたことをうれしく思う。サーブはどうしよう…という感じだったけど、スパイクが決まって良かった」と安どした。
異例の打ち込みを敢行した。6日のイラン戦では石川祐希主将(ミラノ)が両チーム最多20得点で活躍した中、西田は8得点にとどまり「サーブはどうしよう、どうしようの最悪のループ」。試合がなかった7日と8日は、初戦に出た主力はボールに触らずリカバリーに充てた。だが、西田は「そんなこと言っとる場合じゃない。(感覚を)落とし込みたい」と思い立った。 自身の映像を見返してスタッフとも話し、頭の中でやるべきことを整理すると両日ともにコートでサーブ、スパイクを黙々と約1時間半打ち込んだ。この日、スパイクは少しずつイメージができるようになり「まだ成長段階。(感覚は)戻ってきている」と大活躍につなげた。 今季はパリ五輪予選で組の上位2チームに入り、切符を取ることが大目標。今回、10月6日の予選で当たるセルビアとの前哨戦を制した。「ランキングにも関係してくるので、この勝ちは大きい」と胸を張った。会場には初戦に続き、6366人の大観衆が応援に駆けつけた。「勝つことを第一に考えないといけない。明日からも皆さんに勝つ姿を見せます」。23歳の若きエースの目に力強さが戻った。
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