そうですね。皆さんが抱かれている今の僕の活動イメージを鮮明にしてくれたきっかけとも言える作品だと思います。「機動戦士ガンダムSEEDシリーズ」と一緒に歩んできた歴史があったからこそ、例えば「戦国BASARA」のようなプロジェクトであったり、さまざまな作品との関わりが生まれたのも間違いないわけで。そういった意味においても「SEED」との出会いは本当に大きなものだと思いますね。「SEED」以前にもアニメ作品に楽曲を提供させていただいたことはあったんですけど、一緒に20年以上にもわたって深く作品作りをするスタイルになったのは「SEED」だけですからね。そこで経験した1つの作品に対しての向き合い方は、その後の作品作りにも大きく影響を与えてくれていますよ。
──「機動戦士ガンダムSEED」の劇場作品の制作が発表されたのが2006年のことでした。そこから18年の時を経て、ついに先日公開されたのが「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」です。その主題歌を西川さんが担当するのはもはや必然だったと思いますが、実際にオファーがあったときはどんなお気持ちでしたか? 世界情勢が刻一刻と変わっている真っ只中、今の時代に劇場版が公開される。しかもシリーズとしては約18年ぶりとなる完全新作ですからね。これはもう自分の人生にとっても大きなイベントとして捉えるべきものだし、だからこそ覚悟を持ってお引き受けしようという気持ちでした。西川貴教と小室哲哉が初タッグ、劇場版「ガンダムSEED」主題歌担当「ガンダムは光です」「ガンダムSEEDシリーズ」の魅力って、世界の持つ歪みや社会情勢の軋轢といったマクロな視点と、少年少女たちの心の揺らぎのようなミクロな視点を同時に、同一線上に描いているところだと思っていて。そのうえで今回の劇場版では主人公のキラ(・ヤマト)とヒロインのラクス(・クライン)との2人のドラマを描いていくということを福田己津央監督に伺っていたので、それを踏まえたうえで本当にいろいろなことを考えましたね。ここ最近、僕の身近なところで「よもや」というような方が亡くなられ、急にお会いできなくなってしまったことが多かったこともあり、「いつかこんなことができたらいいな」「また機会があれば」なんてことを言っていられないと強く思うようになったんです。だから昭和から平成
──いろんな意味で説得力のあるコラボだと思います。1988年公開の映画「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」の主題歌「BEYOND THE TIME(メビウスの宇宙を超えて)」をTM NETWORKとして手がけたこともあるわけなので、小室さんとガンダムの縁も浅からぬものですし。 そうなんですよね。振り返ると、ガンダム40周年のタイミングで開催されたイベント(2019年開催の「GUNDAM 40TH FES.LIVE-BEYOND」)において、僕の同期であり、10代からの仲間であるLUNA SEAが思いを込めて「BEYOND THE TIME」をカバーしていたのを観たときに、すごくいいなと思ったんです。そのときの感覚が今回の主題歌のお話をいただいたときにすごくつながったところもあった。「逆シャア」を観ていた幼い頃の自分の思いを含め、今回の楽曲にはいろんなことへの恩返しみたいな意味合いも込められたらいいなとすごく思いました。
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