現地26日、中国/珠海市で開催されているATP250珠海選手権でシングルス決勝が行われ、トップシードのカレン・ハチャノフ(ロシア)が第8シードの西岡良仁を7-6,6-1で破り、2018年以来となるキャリア5度目のタイトルを獲得した。
ハチャノフは1時間43分の試合を通して、高身長を生かしたプレイをし、第1セットで、ブレークに成功して優位に立ったものの西岡に同点に追い付かれたが、その後接戦を制してセットを先取。第2セットでは、冴えたフォアハンドにより西岡を圧倒した。 9本のエースを含む34本のウィナーを決めたハチャノフは、西岡との対戦成績を4勝1敗に伸ばした。ハチャノフがシングルスで大会に出場するのは腰の疲労骨折に苦しんだ5月の全仏オープン準々決勝以来2大会目だった。珠海選手権で優勝することで、復帰の週を見事に締めくくった。 復帰戦となった8月の全米オープンは1回戦で敗退したハチャノフだが、今大会ではベストに近い様子を見せ、タイトル獲得までに落としたのは1セットのみ。2016年の成都オープンでも優勝し、Pepperstone ATPライブランキングの順位が14位に浮上した。「とても良い大会でした。決勝はもう力が足りませんでしたが素晴らしい1週間となりました。やはりカレンは強かったですが、自分なりに出来る事をやった試合だったので後悔はないです。次は北京へ。アジアシーズンは後3大会です。(原文ママ)」
(コメント引用元:https://www.atptour.com/en/news/khachanov-nishioka-zhuhai-2023-final、https://twitter.com/yoshihitotennis/status/1706687635035656277)
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