被災地、熱中症警戒 真夏日記録し対策急務―仮設の見回り開始・能登地震半年

  • 📰 jijicom
  • ⏱ Reading Time:
  • 16 sec. here
  • 4 min. at publisher
  • 📊 Quality Score:
  • News: 17%
  • Publisher: 63%

ニュース ニュース

時事ドットコム,時事通信社

能登半島地震の被災地では、今月中旬に真夏日を記録。気温上昇による熱中症が懸念され、高齢者が多い仮設住宅では見回りなどの取り組みも始まった。能登地震は7月1日で発生半年。本格的な夏を前に専門家は「細心の注意を払わなければいけない」と対策を急ぐよう求めた。

の被災地では、今月中旬に真夏日を記録。気温上昇による熱中症が懸念され、高齢者が多い仮設住宅では見回りなどの取り組みも始まった。能登地震は7月1日で発生半年。本格的な夏を前に専門家は「細心の注意を払わなければいけない」と対策を急ぐよう求めた。珠洲市では、市社会福祉協議会の職員が仮設住宅を回り、熱中症対策を呼び掛けている。同協議会の角井栄美さん(39)らは18日、全26戸が並ぶ仮設住宅を訪れ、住民に水のペットボトルなどを配布。受け取った80代女性は「水を飲んで気を付けたい」と応じた。輪島市でも同じ取り組みが始まった。28.4度を記録した19日、市から委託されたボランティア団体が門前地区の仮設住宅を訪問。水やタオルなどの物資を渡しながら、エアコンを使用しているかどうかなどを確認した。

入居者の多くは「エアコンを使っているので大丈夫」(90代女性)、「水分補給は小まめにしている」(70代男性)と対策を取っていたが、「夫が冷房の風を嫌がるので扇風機を使っている」(70代女性)、「エアコンは普段から年に何回かしか使わない。まだ大丈夫だ」(80代女性)と話す人もいた。 北陸学院大の田中純一教授(災害社会学)は「奥能登の仮設住宅では65歳以上の入居者が多い。電気料金は自己負担なので、出費を抑えるためにエアコンの使用を控える人も多い」と指摘。「冷房を利かせた集会所を開放して集まってもらう方法もある。隣同士やボランティア、行政など地域全体で住人の異変に気付ける仕組み作りが必要だ」と話した。

時事ドットコム 時事通信社

 

コメントありがとうございます。コメントは審査後に公開されます。
このニュースをすぐに読めるように要約しました。ニュースに興味がある場合は、ここで全文を読むことができます。 続きを読む:

 /  🏆 32. in JP

日本 最新ニュース, 日本 見出し

Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。

大阪北部地震6年 被災地「トイレ問題」の解決へ 高槻市の取り組み2018年に起きた大阪北部地震から18日で6年を迎える。最大震度6弱を観測した大阪府高槻市は、災害に強いまちづくりの一環として小中学校にマンホールトイレの配備を...
ソース: goonewsedit - 🏆 40. / 63 続きを読む »

大阪北部地震6年 被災地「トイレ問題」の解決へ 高槻市の取り組み2018年に起きた大阪北部地震から18日で6年を迎える。最大震度6弱を観測した大阪府高槻市は、災害に強いまちづくりの一環として小中学校にマンホールトイレの配備を...
ソース: goonewsedit - 🏆 40. / 63 続きを読む »

三菱自動車、能登半島地震の支援で日本カーシェアリング協会に軽商用車「ミニキャブ トラック」3台寄贈三菱自動車工業は6月7日、令和6年能登半島地震の被災地支援の一環として、被災者や支援団体を対象にクルマの無償貸し出し支援活動を行なう「日本カーシェアリング協会」に、軽商用車「ミニキャブ トラック」を3台寄贈したと発表した。能登半島地震の被災地では、支援車両が不足しており、被災地域の属する石川県からも協力依頼があったことから、寄贈に至ったとしている。
ソース: car_watch - 🏆 102. / 51 続きを読む »

避難所の仮設トイレ8割超が和式便器 設置も遅く 能登半島地震元日に発生した能登半島地震では、陸路の寸断や断水などの影響で、多くの被災者がトイレの利用が困難となった。NPO法人「日本トイレ研究所」(東京都)は22日、被災地...
ソース: goonewsedit - 🏆 40. / 63 続きを読む »

大型連休の初日 被災地では各地でボランティアが片づけ作業能登半島地震の被災地では、27日からの大型連休に合わせて多くのボランティアが訪れると見込まれています。初日の27日も朝か…
ソース: nhk_news - 🏆 22. / 63 続きを読む »

歴史的資料、被災家屋から救出 「文化財レスキュー」始動―散逸防ぎ「復興につなげる」・能登地震能登半島地震の被災地では、地域の歴史を語る貴重な資料などが散逸しないよう、被災家屋から運び出して保管する「文化財レスキュー」という取り組みが始まっている。活動には石川県や大学教授らのほか、文化庁所管の国立文化財機構文化財防災センターが参加。被災家屋の解体が本格化するのを前に、懸命な救出活動が行われている。
ソース: jijicom - 🏆 32. / 63 続きを読む »