レイ法律事務所の河西邦剛弁護士が28日、TBS系「Nスタ」(月~金曜後3・49)に生出演し、「ダウンタウン」松本人志(60)が、女性への性加害疑惑を報じた「週刊文春」発行元・文芸春秋と週刊文春編集長を訴えた裁判の第1回口頭弁論で、松本側と文春側とのあるやりとりについて自身の見解を示した。河西氏によると、こうした申し出は「一般的にはあり得ることです」という。「今回の文春記事のうち、どこが正しくて、どこが間違っているか、争点を明確化していく必要がある」とし、「松本さんとしては、A子さん、B子さんが誰なのか開示を受け、出会ったことがあるのかないのか?性的関係があるのかないのか?性的関係はあるけど、加害は加えてないとか、どこを否定するのか。ここを確認するために、A子さん、B子さんの特定を求めたということ」と解説した。
文春側の出方について、河西氏は「ちょっと意地悪みたいなことをした」と、自身の見立てを口に。「松本さんの方も(文春の)第2弾報道とも絡んでいて。何でA子さん、B子さんを松本さんが特定できないの?という時、継続的に複数回、あの時期にパーティーを開いていて、性的関係を持ってたから分からないんじゃないの?ということを示唆している。そういったけん制の内容になっている」と指摘した。河西氏は「当然です」と返答。「それはあり得るので、開示のところで第三者には当然、名前や住所というのは秘匿されます」と、個人情報の運用について解説した。
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