原作の辻村深月氏の同名小説は、発行部数93万部を突破。昨年最も売れた小説となった。主人公・架(かける)は30代になってマッチングアプリで出会った女性・真実と婚約するが、直後に真実が失踪。彼女を探していく中で、「過去」や「嘘(うそ)」が明らかになっていく。
映画化決定前から「人生で一番好きな小説」に挙げていたという藤ヶ谷は「辻村さんは僕のこと知っているのかなって思えるぐらい、僕自身の物語のように思いました」と語り、「もし映画化するなら絶対に演じたい。叶(かな)わなければ一生後悔する」と関係者らを通じて、自らアプローチ。「僕の俳優人生の中でも並々ならぬ想(おも)いで演じました。恋愛面だけでなくミステリー要素も織り込まれている、とても魅力的な作品です」と呼びかけた。 ヒロインを演じる奈緒も「私自身、いいところばかりの人間ではないのですが、昔から『いい子だよね』と善良に見られることも多いので役柄とリンクした」という。「地方出身ならではの恋愛観や価値観にも共感できましたし、私自身30代目前となり人生の選択を考える時期になりましたので、様々な選択が描かれているこの作品に出会えて幸せ」とかみ締めた。
2人の共演は、日本テレビ系ドラマ「やめるときも、すこやかなるときも」(20年)以来、4年ぶり2度目。撮影現場では、恋愛観や人生観について話し合ったという奈緒は「自分が好きになれなくて、蓋をしたい気持ちを『傲慢と善良』という言葉が救ってくれるようなとても希望のある作品です」と語った。 〇…メインビジュアルは、新進気鋭のイラストレーター・雪下まゆ氏が、原作小説の「その先の物語」を表現するイラストを描き下ろし。原作版では真実が1人で夜景をぼんやり見つめていたが、今回は真実が架の肩にあごを乗せている。2人は同じ方向を見ているようで、目線の先はどこかそろっていない。温かい雰囲気の中にも、ミステリアスな要素が秘められているビジュアルに仕上がった。
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
ソース: modelpress - 🏆 110. / 51 続きを読む »
ソース: ExciteJapan - 🏆 125. / 51 続きを読む »
ソース: ExciteJapan - 🏆 125. / 51 続きを読む »
ソース: SportsHochi - 🏆 53. / 63 続きを読む »
ソース: SportsHochi - 🏆 53. / 63 続きを読む »
ソース: goonewsedit - 🏆 40. / 63 続きを読む »