初回。１死から２番・サンタンダーに先制ソロを浴びると、なおも１死満塁で６番・ホリデーにグランドスラムを被弾。次打者を空振り三振に仕留めたところで１イニングを持たず５失点で降板した。しかし、２回先頭からまさかの“再登板”。無死一、三塁から遊ゴロ併殺の間に失点。３回は２死一、三塁のピンチを背負ったところでこの日２度目の降板となった。
今春は従来の速いものではなく遅いチェンジアップ習得に取り組むなど意欲的な左腕は、実戦の中で結果を度外視して試したいことがあったため、３日（同４日）にライブＢＰ（実戦形式の打撃練習）に登板して調整していた。オープン戦初登板だった２月２６日（同２７日）のパイレーツ戦では２回１安打無失点３Ｋと最高のスタートだった。開幕まで残り２試合の中で修正したいところだ。 この日はその他の日本人投手も“炎上”した。３日ぶり２度目の登板となったメッツ・藤浪晋太郎投手はタイガース戦で同点の８回に登板し、１回持たず３安打２失点で負け投手。マイナー契約からメジャー昇格を目指すレイズ・上沢直之投手はドミニカ共和国で行われた海外ツアーのレッドソックス戦で２点リードの５回から登板したが、１回２／３を投げて１安打４四球で５失点。同じく負け投手となり、防御率２０・６０と厳しい結果となった。
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