英中銀は3月、金融政策委員9人のうち8人の賛成多数でインフレ抑制に向け政策金利を0.50%から0.75%に引き上げると決定。カンリフ副総裁のみが利上げに反対した。ただ、企業と労働者は半世紀前と同じような価格決定力を持っていないと指摘。インフレが持続的に上昇するという心理状態はまだみられておらず、現時点で重点的、かつ持続的に対応する必要があるとは考えていないと語った。.
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イングランド銀行(英中央銀行)のカンリフ副総裁は4日、インフレが高止まりするとの見通しが定着しつつあることを示す兆候はほとんどないため、英中銀がこれを阻止するために持続的に対応する必要はないとの見方を示した。
英中銀は3月、金融政策委員9人のうち8人の賛成多数でインフレ抑制に向け政策金利を0.50%から0.75%に引き上げると決定。カンリフ副総裁のみが利上げに反対した。ただ、企業と労働者は半世紀前と同じような価格決定力を持っていないと指摘。インフレが持続的に上昇するという心理状態はまだみられておらず、現時点で重点的、かつ持続的に対応する必要があるとは考えていないと語った。.