出品作家は陳佑而(ユア)(台北生まれ、沖縄在住)、平良優季(沖縄県生まれ、在住)、泉川のはな(沖縄県生まれ、在住)、寺田健人(沖縄県生まれ、東京都在住)、高橋相馬(岐阜県生まれ、沖縄県在住)、仁添まりな(東京都生まれ、沖縄県在住)、湯浅要(京都府生まれ、沖縄県在住)、西永怜央菜(沖縄県生まれ、在住)。展覧会のタイトルは「沖縄画」だが、絵画だけでなく、彫刻、写真、インスタレーションなど多様な手法の作品が出品されている。
土屋はドイツの映画監督ヴィム・ヴェンダースが小津安二郎監督の「東京物語」をオマージュしながら東京の風景を写したドキュメンタリー映画「東京画」(1985年)を例に「画」は「イメージ」のことを指すとした。「それぞれの作家が立つ文脈はバラバラだが、それが展覧会という枠組みの中で共存する、平たく言うと多様なものが集まる豊かさ、沖縄の多面性を見せたい」。 台北出身の陳は宮古諸島・八重山諸島に生息する「キシノウエトカゲ」の立体作品など出品する。「沖縄画」展へ声がかかった当初は戸惑ったという。しかし、沖縄でも生物の研究者らとフィールドワークを重ね、現在は沖縄こどもの国の教育普及員としても活動しており、沖縄の人と自然、生き物などの視点が反映できるのではないかと考えている。
仁添は琉球絵画の花鳥画について研究し、沖縄の生物文化や宗教観などをテーマに絵画作品を制作している。「期待される沖縄像」について、「県外に行くと、色彩感覚について言われることが多い」と答えた。しかし、それだけではない、歴史的に外部からもまれて生まれたものが沖縄にはあるとも思う。「海外にも内地にも住んだ経験がないので、外に出ていろんな視点を養っていきたい」と話した。 「沖縄をテーマにしている作家ではない」と自認する湯浅は「今回誘っていただいた時にも、自分でいいのかなと思ったが、土屋さんと話を聞く中で、みんなの活動がバラバラであることに共感し、沖縄という場所で制作していることが重要な気もした」と振り返る。自分が置かれている状況を把握する力である「見当識」をテーマに制作している湯浅は「沖縄にいると、内地では考えなかったことを考える。制作に影響がないようで、大事なのではと思う」と語った。
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